令和5年2月15日(水)午後3時より、社会福祉法人ライフサポート協会 住吉総合福祉センターにて『認知症の私から見える世界』研修会を開催いたしました。
認知症をともに考える会『おれんじドア』代表 丹野智文氏にお越しいただきお話いただきました。
『おれんじドア』の活動から、認知症と診断された途端、子ども扱いされたり、1人での外出を禁止されたり、財布を持たせてもらえなかったりということを、多くの方が経験されているということが分かったそうです。
3年間財布を持つのを禁止された方は、その後財布を持たされても買い物ができなかったそうです。財布を持つのを禁止されていたことで、自分で決められなくなっていたのだそうですが、何度かチャレンジすることで、自分で買い物ができるようになったそうです。
認知症というと、すぐに何も出来ない人という風に思いがちですがそんなことはないということに気づかされました。
後半は社会福祉法人ライフサポート協会 特別養護老人ホームなごみの福留施設長と一緒に、参加者の質問に答えてくださいました。
『当事者は私たちの「過度な心配」を望んでいないということを痛感しました』
『直接、生のお声を聞かせていただいて勉強になりました』
『認知症に対するイメージが変わりました』
などの感想をいただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました !(^^)!