2023年5月26日金曜日

令和5年度 市老連 総会開催

令和5519日(金)一般社団法人 大阪市老人福祉施設連盟 令和5年度 総会が4年ぶりに集合形式で開催されました。

 まず行政事務連絡では、大阪市福祉局 生活福祉部 地域福祉課福祉活動支援担当課長 玉田明氏から「みおつくし福祉・介護の仕事きらめき大賞2023の募集について」ご説明と、続いて大阪労働局職業安定部職業安定課 紹介第1係 君野裕介氏からは「社員の健康維持と、治療と仕事の両立」セミナー開催についての説明がありました。


次に、仲谷代表理事の総会開会の挨拶の後、来賓の大阪府社会福祉協議会 老人施設部会 部会長 西田孝司氏と大阪市社会福祉協議会 常務理事 吉村浩氏からご挨拶いただきました。



その後、理事・監事選任があり、順次決議案に沿って議事が進行し出席者の皆様から承認を得て総会を無事終了することができました。最後に介護の魅力伝え隊のメンバーからは、これまでの活動経過やビジョンと新メンバー募集についてお話いただきました。

記念講演では、社会福祉法人 滝乃川学園理事長 石井慈典氏をお迎えし『「新一万円」日本資本主義の父 渋沢栄一が残した社会福祉事業』~その遺功と滝乃川学園その後の事業運営について~と題してご講演をいただきました。

総会後には懇親会も開催されました。各施設長・管理者の方々に多数ご参加いただき、和やかな雰囲気で交流を深めておられました。

市老連は、引き続き大阪市の施策や介護保険制度等の情報提供を行い、加盟施設の皆様にとってより良い事業を遂行していきたいと思います。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。市老連 (^v^


日  時:令和5年5月19日(金) 午後2時~午後5時30分
場  所:大阪市立社会福祉センター3階 第1会議室
講演講師:社会福祉法人滝乃川学園 理事長 石井慈典氏
懇親会会場:シェラトン都ホテル大阪 志摩





施設長研修会 新型コロナ5類移行後に対する心得 開催

令和5年5月17日(水)午後2時から、仲谷代表理事の開会挨拶の後、行政事務連絡として大阪市福祉局 生活福祉部地域福祉課 松井課長代理より「みおつくし福祉・介護の仕事きらめき大賞2023の募集について」ご説明がありました。







  


その後、田中理事の司会にて『新型コロナ5類移行後に対する心得』が開催されました。58日からの5類移行に伴い、施設の方々の関心が強く現れているとおり、多くの方にご参加いただきました。

講師として「葛西医院 院長・KISA2隊大阪 隊長 小林正宜氏」「KISA2隊大阪 クラスター支援部隊 飯野貴明氏」「KISA2隊大阪 クラスター支援 訪問看護ステーションwithライフ 井上亮氏」「KISA2隊クラスター支援看護師 株式会社キバコ 増井冴子氏」「クラスター対策部隊 コーディネーター 株式会社familink 金児大地氏」をお迎えし、各専門職の視点から、わかりやすくご講義いただきました。


クラスター支援部隊の方々が訪問された施設件数は300以上あり、利用者やスタッフの「からだ」と「こころ」を救い、感染予防のための感染対策、感染症発生時の感染拡大防止策の対策や感染制御支援チームなどの専門的なチームの派遣を行ってこられたことを、丁寧にお話しくださいました。5類移行はwithコロナに向けて必要な通る道であり、流行期に応じた臨機応変な対応が試される」と話しておられたことが印象に残っています。

当日は、講師の先生はじめ、KISA2隊大阪の皆様に、多数ご出席いただきまして本当にありがとうございました。市老連 (^v^

日 時:令和5年5月17日(水) 午後1時50分~午後4時30分
場 所:大阪市立社会福祉センター3階 第1会議室
講 師:葛西医院 院長・KISA2隊大阪 隊長 小林正宜氏
    KISA2隊大阪 クラスター支援部隊 飯野貴明氏
    KISA2隊大阪 クラスター支援 訪問看護ステーションwithライフ 井上亮氏
    KISA2隊クラスター支援看護師 株式会社キバコ 増井冴子氏
    クラスター対策部隊 コーディネーター 株式会社familink 金児大地氏
参加者:87名  




2023年5月19日金曜日

第1回 認知症介護基礎研修会

令和5年5月16日(火)午前10時より 市老連版 第1回「認知症介護基礎研修会」を開催いたしました。

昨年度まではコロナの影響を受けZoomでの研修でしたが、今年度は集合研修となりました。

第1回目
認知症の理解:四恩学園 西田和人氏
コミュニケーション:特養 白寿苑 山内恵美氏 
ユマニチュード5つのステップ:地域包括ケア推進事業 三原由紀氏


西田講師


最初に大阪市認知症介護指導者で四恩学園 事務局長の西田和人氏に「認知症の理解」と題し、ご講義いただきました。認知症の基本的な知識(老化)や老年期の課題(統合と絶望)についてお話されました。また四大認知症疾患の特徴、認知症の中核症状と心理的特徴についても詳しくお話されました。
中核症状を理解することで日常生活に与える影響、心理面への影響に対して対応をしていく。認知症の行動・心理症状の変化の要因を見つけだしケアをしていく。そして支援をしていく上で私たち自身も、いかに心理的に良い状況にいなくてはならないかと、お話されました。


山内講師

続いて、特別養護老人ホーム 白寿苑 看護担当課長 山内恵美氏から「認知症の人の声を聴くということ」についてご講義いただきました。

最初に「認知症について知ること」「中核症状とBPSDを知ること」について午前中の復習を兼ねてお話してくださいました。

介護とは食べさせること??
自分で食べるを支援すること

例題からグループ内で話し合っていただき発表していただきました。

続いてDVDを観て頂き高次脳機能障害について説明していただきました。「きく」「触覚」についても詳しく話してくださいました。


三原講師

最後に地域包括ケア推進事業 課長 三原由紀氏に『ユマニチュード5つのステップ』をご講義いただきました。

『ユマ二チュード』とは?
最期の日まで尊厳をもって暮らし、その生涯を通じて“人間らしい“存在であり続けることを支えるために、ケアを行う人がケアの対象者に『あなたのことを、私は大切に思っています』というメッセージを常に発信する。つまりその人の“人間らしさ“を尊重し続ける状況こそがユマニチュードの状態である『≪ユマニチュード入門≫P005はじめに』より。

ユマニチュードの4つの柱①見る②話す③触れる④立つ



ペアになって頂き「見る」技術、「話す」技術、「触れる」技術、「立つ」技術を実践しました。ケアをする人の言葉掛け1つで変われる。ひとりひとりが大切な存在であるためにできる事を工夫してくださいとおっしゃっていました。





講義終了義 市老連 研修委員会 北野理事より終わりの挨拶をして頂きました。
長時間の研修でしたが、ご参加いただき、ありがとうございました。
研修会終了後には、参加者の方が会場の後片付けをお手伝いしてくださいました。皆さん、本当にありがとうございました。市老連(^^)/!

~次回のご案内~
第2回目  令和5年5月31日(水)午前10時~開催 
権利擁護:特養 こうのとり 北野智傑氏
本人主体のケア:『おれんじドア〗代表 丹野智文氏
認知症ケア:㈱あおいけあ 代表 加藤忠相氏
セッション・グループワーク:特養 こうのとり 北野智傑氏

日 時:令和5年5月16日(火) 午前10時~午後5時
場 所:大阪市立社会福祉センター3階 第1会議室
講 師:四恩学園 事務局長 西田和人氏
    白寿苑 看護課長 山内恵美氏
    地域包括ケア推進事業 課長 三原由紀氏
参加者:26名