2023年9月29日金曜日

第3回 特養ケアマネジャー学習会 開催

  令和5年9月27日(水)午後2時~ 第3回 特養ケアマネジャー学習会を開催いたしました。

今年度のテーマである『納得できる人生の最終段階に向けたケアマネジメント』について、今回は褥瘡マネジメント・排泄マネジメントのお話を WOC(ウオック)wound Ostomy Continence  代表 皮膚・排泄ケア認定看護師 井戸 和枝氏 にご講義いただきました。

井戸講師

最初に皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCナース)について説明があり、自己紹介を交えながら、WOC創業の動機についてもお話されました。

前半は褥瘡ケア(床ずれ予防プログラムに沿って)について、資料をもとにご説明頂きました。












『床ずれ危険度チェック表』を活用する
チェック表に記載されている8つの項目を、なぜ床ずれになりやすいのか、また、原因や対策、ケアについて項目ごとに一つずつ詳しく解説してくださいました。
参加者の方々にも意見交換をしていただき、対策、ケアの共有をしました。


後半では排泄ケア 排便コントロールについて、お話くださいました。


講義後は3~4名のグループに分かれて、各施設内でのお困り事を話し合っていただき各グループごとに発表して頂きました。沢山の意見を聞く事ができました。
今回の学習会では、事前に『褥瘡、排泄マネジメントでお困りな事』『褥瘡、排泄マネジメントで知りたい事』について質問を募っておりましたので可能な限り井戸講師にお答えいただけました。



井戸講師、参加者の皆さま、ありがとうございました。
次回は令和5年11月29日(水)14時30分~16時30分です。
お時間お間違えないようお願い致します。市老連(^^)/

日時:令和5年9月27日(水)午後2時~午後4時
場所:大阪市立社会福祉センター第1会議室
講師:WOC(ウオック) 代表 皮膚・排泄ケア認定看護師 井戸 和枝
参加:11名
          

施設長会・施設長研修会 開催

令和5922日(金)午後2時から、施設長会・施設長研修会が開催されました。

まず初めに、大阪府警察本部 府民安全対策課 山下雅之氏からサポート詐欺の対処方法や電話会社や電気事業者を名乗る自動音声ガイダンスを使った手口などの特殊詐欺対策について説明がありました。

次に賛助会員の㈱№K様より「1000社登録感謝祭キャンペーン」について、コニカミノルタ QOLソリューションズ株式会社様からは「HitomeQ(ひとめく)ケアサポート」について情報提供いただきました。


そのあと、新田業務執行理事が挨拶をされました。続いて令和6年度 制度・政策及び予算の要望事項回答(福祉局)は新田理事から、令和6年度 制度・政策及び予算の要望事項回答(危機管理室)は多田理事からご説明いただき、全国情勢「全国老施協」の進捗状況については、上田理事からお話がありました。



施設長研修会では『カスタマーハラスメントの対応』と題し、ふくろう法律事務所 弁護士 松宮良典氏にご登壇いただきました。福祉施設でのご自身の経験からのお話しも交えてお話し下さり「現場経験を通しての説明がわかりやすかった」と参加者から感想をいただきました。ハラスメントの対応は「放置せずに毅然とした対応をとることが重要」と仰っていたのが印象に残っています。市老連 (^v^

日時:令和5年9月22日(金) 午後2時~4時30分
場所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
研修会講師ふくろう法律事務所 弁護士 松宮 良典氏

2023年9月27日水曜日

第2弾 自然災害編 BCP作成支援研修会 在宅・施設編 ステップ③ 

 令和5年9月19日(火)🌞午後2時〜4時 大阪市立社会福祉センター 第1会議室にてBCP作成支援研修会在宅編ステップを開催致しました。
(移動して第7会議室にて質問会:午後4時〜5時

黒田講師


ステップ②での(5)優先業務の選定(優先する事業・優先する業務)(6)研修・訓練の実施、BCPの検証・見直しについて までの宿題を各グループで話し合って頂きました。ファシリテーターにもグループに入っていただきアドバイスをしていただきました。わからないところなどの疑問も質問をして、BCPの作成がどんどん進んでいます。



令和5年9月21日(木)🌞午後2時〜4時 大阪市立社会福祉センター 第1会議室にてBCP作成支援研修会施設編ステップを開催致しました。
(そのまま第1会議室にて質問会:午後4時〜5時

黒田講師





 いよいよ次回は最終回、BCP作成支援研修会ステップ④は
*在宅編:11月9日(木)午後2時〜4時(そのまま第1会議室にて質問会:午後4時〜5時)
*施設編:11月21日(木)午後2時〜4時30分広域避難対応報告会(区役所連携含 モデル区 此花・淀川区)
              (そのまま第1会議室にて質問会:午後4時30分〜5時30分)

3.平常時の対応
(1)建物・設備の安全対策 ~ (9)資金手当て
4.緊急時の対応
(1)~(3)・(5)安否確認・(6)職員の参集基準
まで作成してご参加いただきますようお願い致します。
市老連 (^_^)v      

開催日時:令和5年9月19日(火)🌞午後2時〜4時・4時〜5時
開催場所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室・第7会議室
講師  :KZ総合防災企画 黒田和伸氏
参加者 :23名(欠席者3名)・ファシリテーター4名・事務局1名 

開催日時:令和5年9月21日(木)🌞午後2時〜4時・4時〜5時
開催場所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師  :KZ総合防災企画 黒田和伸氏
参加者 :24名(欠席者9名)・ファシリテーター3名・事務局2名 

2023年9月22日金曜日

『アンガーマネジメント研修会』開催

上田講師
 

令和5年9月20日(水) 午後2時~4時 アンガーマネジメント研修会~『怒り』という強い感情を正しく理解しよう!~を開催いたしました。

講師には社会福祉法人 ライフサポート協会 障がい事業課長 日本アンガーマネジメント協会ファシリテーター 上田 治彦氏にご講義いただきました。

今回の研修会では3~4名のグループに分かれて受講して頂きました。





最初に上田講師より自己紹介があり、アンガーマネジメントとの出会いについてお話くださいました。

怒ることのデメリット・メリットについて、個々に書き出した内容をグループ内でまとめて発表して頂きました。


グループにて受講
デメリット
イライラする
暴飲暴食
シワが増える
信頼をなくす
孤立する
後悔する など


メリット
本気度が伝わる
ストレス発散
考えるきっかけになる などが挙げられました。

怒りの正体、怒りが生まれるメカニズムについて、上田講師の体験談を交えて、詳しく分かりやすくお話くださいました。

衝動のコントロール(6秒)
思考のコントロール(三重丸)
行動のコントロール(分かれ道)
を行うことにより怒りの連鎖を断ち切る。

終了後の参加者のアンケートでは『怒りのメカニズムがわかりました。』『怒りをコントロールするときに自分も相手も傷つかないように。など、目から鱗的な事が沢山あった。』などの感想がありました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。市老連 !(^^)!

日時:令和5年9月20日(水) 午後2時~4時
場所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師:社会福祉法人 ライフサポート協会 障がい事業課長 上田 治彦氏
   日本アンガーマネジメント協会ファシリテーター
参加:31名



『タッピングタッチ研修会』開催

鈴木講師
 

令和5年9月15日(金)午後2時より『タッピングタッチ研修会~ふれるで拓く…言葉に頼らないケア~』を開催いたしました。

講師にはタッピングタッチ協会 認定インストラクター 社会福祉法人 白寿会 法人本部 課長 鈴木 貴子氏にご講義いただきました。





今回の研修会では
※タッピングタッチについて知る
※タッピングタッチを体験する
※タッピングタッチをどう生かすか
をテーマにお話を進めて頂きました。








実践中
最初に自己紹介をされ『私とタッピングタッチの出会い』について、お話されました。
続いて『タッピングタッチについて』では、動画を交えて特徴や特性について、詳しく教えて頂きました。

タッピングタッチの3つの方法
お互いをケアする
自分をケアする
相手をケアする


次に鈴木講師によるタッピングタッチの実演をしていただき、実際に2人1組になり実践していただきました。
タッピングタッチを行った後での心への効果、体への効果、関係性への効果についてもお話してくださいました。

今回は鈴木講師を含め、三名のインスタラクターの方にもお越し頂きタッピングタッチを教えていただきました。


実践もあり、あっという間の2時間の講義となりました。
鈴木講師、インストラクターの皆さま、参加者の皆さま、ありがとうございました。
市老連(^^)!

日時:令和5年9月15日(金) 午後2時~4時
講師:タッピングタッチ協会 認定インストラクター 
   社会福祉法人 白寿会 法人本部 課長 鈴木貴子氏
場所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
参加:16名




2023年9月21日木曜日

小規模多機能・グループホーム委員会主催 『認知症ケア研修会』

 令和5年9月14日(木)🌞午後2時〜4時まで大阪市立社会福祉センター 第1会議室にて『認知症ケア』研修会を開催致しました。

今回初めてご登壇いただく、株式会社 STAY GOLD company 代表取締役  横木淳平 氏(介護クリエーター・介護福祉士)にお越しいただきました。


横木講師
横木講師 著書 介護3.0

市老連グループホーム委員会 岡田委員長に開催の挨拶、司会進行をしていただきました。


今日の内容
*5類移行の施設のコロナとの向き合い方
*認知症ケアについて

2~3人のグループワークでこんなときはどうする?《問題行動と個性》
事例検討①:理由を考えよう 『帰宅願望のおばあちゃん』
事例検討②:対応を考えよう 『物色をしてしまうおばあちゃん』
それぞれの考えがあり、参加者のみなさまに色々なお答えいただきました。一つ一つの意見に横木講師から感想・アドバイスをいただきました。

👍参加者のみなさまの声🔍
日頃の業務に生かせる内容ばかりでとても良かった。
現場でのあるあるを、介護3.0の捉え方で考え、互いにシェアできたことが良かった。今までの「ありきたりな対応」から視野を広げるきっかけになった。
「今までの認知症ケア」から何をどう捉えて発展させるのか、についての説明が具体的でとても分かりやすかった。
楽しく、わかりやすく、今までありそうでなかったことを、当たり前として落とし込んでいただけた。
同テーマ、他テーマでもまた機会があれば講義を聞きたいと思いました。次回はスタッフも一緒に参加したいと思います。
他たくさんのご感想をいただけました。ありがとうございました。

最後に小規模多機能委員会 上田委員長より閉会のご挨拶をしていただきました。
また、横木講師はKISA2隊クラスター施設支援部隊でもコロナ禍で多数の高齢者施設へ支援されていて、上田委員長よりKISA2隊へのお礼の言葉を述べられました。


            

とても楽しくわかりやすい研修会でした。市老連(^_^)v

開催日時:令和5年9月14日(木)🌞午後2時〜4時
開催場所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講 師 :株式会社 STAY GOLD company 代表取締役  横木淳平 氏
参加者 :25名(欠席3名)・理事:1名:事務局 2名






 








グループホーム委員会、岡田委員長より開催の挨拶、司会進行を務めていただきました。

まず最初に、横木時淳平氏の自己紹介からお話いただきました。

今日のテーマ『認知症ケア』に入る前に

5類移行の施設のコロナとの向き合い方についてお話いただきました。
(KISA隊クラスター施設支援部隊 介護部隊長)
『認知症ケア』について今までの経験されたお話を交え、グループワークで事例検討をし   ていただきました。




2023年9月6日水曜日

令和5年度 第3回 生活相談員学習会 開催

令和5年9月4日(月)🌞午後1時30分〜5時まで大阪市立社会福祉センター 第1会議室にて開催致しました。

 第3回 生活相談員学習会 『今日の講義の目的』

*社会福祉法人が運営する特別養護の社会的責任を理解する。
*地域の公益的取り組みの意義について理解する。
*地域での公益的取り組みを具体的に展開するために必要な視点を学ぶ。
*生活相談員の役割を踏まえて、地域での公益的取り組みを企画する。




後半はグループワークを中心に
高齢者の入所理由を考えよう
入所理由から、高齢者を取り巻く問題について考えよう
問題を解決するために何が必要かを考えよう
施設でできる『地域の公益的な取り組み』を企画しよう
グループで考え付箋にそれぞれ記入し、模造紙に貼って、代表者に発表していただきました。


西田講師
        
       
       


学習会をとおして「なるほど」と思った点・一番参考になった点(アンケートから)
ほかの方とグループワークすることで、それぞれの入所経緯やそこから見える問題点や取り組みを可視化することで、自分の役割を知ることができた。
『なるほど』には遠いですが、公益的な取り組みと聞いて難しく考えていましたが、入所理由から考えていくと、何となくわかったような気がします。

次回は11月17日(金)午後1時30分~5時 大阪市立社会福祉センター 第1会議室にて開催致します。
チームケアと実習課題設定です。
市老連 (^_^)v


開催日時:令和5年9月4日(月)🌞午後1時30分〜5時
開催場所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講 師 :社会福祉法人四恩学園 事務局長 西田和人氏
参加者 :7名(欠席2名)・事務局 2名


認知症ケア研修会『脳科学者と認知症の母からのメッセージ』開催 

 令和5年9月1日(金) 午後2時~4時、認知症ケア研修会『脳科学者と認知症の母からのメッセージ』を開催いたしました。

研修会では、現在、金城学院大学、早稲田大学、日本女子大学で非常勤講師をされている脳科学者の恩蔵絢子氏にお話をしていただきました。


恩蔵講師

人間の脳について、またご自身のお母さまが認知症になられたことにまつわる経験談など、幅広く分かりやすくお話してくださいました。


健康な人は言葉に重きを置いているが、言葉で言えることだけを見ることは本質を見逃すことになる。



認知症の人は今日した経験を最後に言葉にすることが出来ないだけで脳には残っているというお話にはハッとさせられました。



最後の質疑応答の時間は20分間と少し長めだったのですが、参加者の方から仕事を通して思うことや認知症の家族のことなど、たくさんの質問があり、それに対して一つ一つお答えしてくださいました。


終了後の参加者のアンケートでは『もっと専門的な小難しい話をされると思っていたが、本来とても難しい話を私が解るように、分かりやすくかみ砕いて丁寧に話をしていただけた』『脳科学の視点から、自身の経験も加えて根拠ある話がとても引き込まれました』などの感想がありました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。市老連 !(^^)!

日時:令和5年9月1日(金) 午後2時~4時
場所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師:脳科学者 恩蔵絢子 氏
参加:38名



2023年9月1日金曜日

社会貢献委員会研修会

 8月30日(水)午後2時30分から大阪市立社会福祉センター 第1会議室にて「社会貢献委員会研修会~社会福祉法人の地域における公益的な取組~」を開催いたしました。

大森委員長
榎本講師       田中理事


講師には北海道大学大学院公共政策学連携研究部附属公共政策学研究センター研究員 榎本芳人氏にご登壇頂きました。

最初に今年度、市老連にて発足いたしました社会貢献委員会 田中理事よりご挨拶があり、大森委員長より社会貢献委員会についての今後の活動についてお話していただきました。


榎本講師

回の研修では、講義を中心にグループワークを交え他施設の取組を参考に地域貢献について学びました。
最初に榎本講師から自己紹介があり、資料をもとに実際の取組事例などを、より詳しく教えて頂きました。












講義後は、質問の時間を設けていただき、参加者からの質問にお答えくださいました。

最後に4~5名のグループに分かれていただき、自施設内で取り組んでいる社会貢献事業について、それぞれ話して頂きました。色んな取組をされていることがわかりました。

榎本講師、参加者の皆さま、ありがとうございました。市老連(^^)/

日時:令和5年8月30日(水)午後2時30分~午後4時30分
場所:大阪市立社会福祉センター第1会議室
講師:北海道大学大学院公共政策学連携研究部附属公共政策学研究センター研究員
   榎本芳人 氏
参加:13名