令和5年5月16日(火)午前10時より 市老連版 第1回「認知症介護基礎研修会」を開催いたしました。
昨年度まではコロナの影響を受けZoomでの研修でしたが、今年度は集合研修となりました。
第1回目
認知症の理解:四恩学園 西田和人氏
コミュニケーション:特養 白寿苑 山内恵美氏
ユマニチュード5つのステップ:地域包括ケア推進事業 三原由紀氏
最初に大阪市認知症介護指導者で四恩学園 事務局長の西田和人氏に「認知症の理解」と題し、ご講義いただきました。認知症の基本的な知識(老化)や老年期の課題(統合と絶望)についてお話されました。また四大認知症疾患の特徴、認知症の中核症状と心理的特徴についても詳しくお話されました。
中核症状を理解することで日常生活に与える影響、心理面への影響に対して対応をしていく。認知症の行動・心理症状の変化の要因を見つけだしケアをしていく。そして支援をしていく上で私たち自身も、いかに心理的に良い状況にいなくてはならないかと、お話されました。
最初に「認知症について知ること」「中核症状とBPSDを知ること」について午前中の復習を兼ねてお話してくださいました。
介護とは食べさせること??
自分で食べるを支援すること
例題からグループ内で話し合っていただき発表していただきました。
続いてDVDを観て頂き高次脳機能障害について説明していただきました。「きく」「触覚」についても詳しく話してくださいました。
三原講師 |
最後に地域包括ケア推進事業 課長 三原由紀氏に『ユマニチュード5つのステップ』をご講義いただきました。
『ユマ二チュード』とは?
最期の日まで尊厳をもって暮らし、その生涯を通じて“人間らしい“存在であり続けることを支えるために、ケアを行う人がケアの対象者に『あなたのことを、私は大切に思っています』というメッセージを常に発信する。つまりその人の“人間らしさ“を尊重し続ける状況こそがユマニチュードの状態である『≪ユマニチュード入門≫P005はじめに』より。
長時間の研修でしたが、ご参加いただき、ありがとうございました。
研修会終了後には、参加者の方が会場の後片付けをお手伝いしてくださいました。皆さん、本当にありがとうございました。市老連(^^)/!
~次回のご案内~
第2回目 令和5年5月31日(水)午前10時~開催
権利擁護:特養 こうのとり 北野智傑氏
本人主体のケア:『おれんじドア〗代表 丹野智文氏
認知症ケア:㈱あおいけあ 代表 加藤忠相氏
セッション・グループワーク:特養 こうのとり 北野智傑氏
日 時:令和5年5月16日(火) 午前10時~午後5時
場 所:大阪市立社会福祉センター3階 第1会議室
講 師:四恩学園 事務局長 西田和人氏
講 師:四恩学園 事務局長 西田和人氏
白寿苑 看護課長 山内恵美氏
地域包括ケア推進事業 課長 三原由紀氏
参加者:26名
地域包括ケア推進事業 課長 三原由紀氏
参加者:26名