2022年9月13日火曜日

令和4年度 認知症センター方式 研修会開催

9月12日(月)午後2:00から『認知症センター方式研修会~コロナ禍での変化を見逃さない!事例を通しての気づき~』Zoom研修会開催いたしました。

認知症の人とみんなのサポートセンター代表 沖田 裕子先生より『その人らしい生活を送るためにすべきこと パーソンセンタードケア』を学びました。


行動から学ぶ、認知症の方の気持ちになって想像してみるために、認知症の人が書いた本を読み、話を注意深く聴くなど『パーソンセンタードケア』人間中心主義ケアについて、お話頂きました。認知症の人を理解する方法として本の一説を朗読してくださり、それぞれが感じた事をグループ内に分かれて意見交換し発表していただきました。

次にセンター方式の各シートについて説明があり、今回はC-1-2心身の情報(私の姿と気持ちシート)の活用方法を詳しく教えて頂きました。まず映像を観て頂き、実際にシートを使用した例についてお話くださいました。センター方式では、みんなで共有していくことでスタッフの寄り添いにも活用できるものであると、おっしゃっていました。

認知症の方の言葉なき声に耳を傾けて、寄り添い、信頼関係を構築していくことを実践してみる。またコロナ禍であるために家族に会えないストレスも生じる。ご家族の方にも協力を求めてさまざまな工夫を取入れ、覚えていなくても家族の愛情を感じる瞬間を感じてもらう。先生のお話を聞かれて改めて実感したのではないでしょうか。


参加者の皆さんからは「動画で実際の事例も見ることができたり、本の一部を紹介していただいたことで認知症の方の思いの疑似体験のようなことができたりしたため、とてもイメージがしやすくなり、先生のお話がよりわかりやすくお聞きすることができました。」などの感想をいただきました。

沖田先生、参加者の皆さま、ありがとうございました。市老連(^^)/

日時:令和4年9月12日(月)午後2:00~午後4:00
場所:各自施設  他
講師:認知症の人とみんなのサポートセンター
   代表 沖田 裕子氏  
参加:19名