2020年11月13日金曜日

『多職種連携研修会」開催

  令和2年11月12日(木)PM 2:00より『多職種連携研修会』~施設・事業所内の接遇とケア・サービスの質の向上~を開催致しました。今年度は、株式会社 敬天愛人 代表取締役 高山 英治 氏にご登壇頂きました。



今回の講義では、多職種連携にとって、一番大切なことは?~施設での利用者の望む暮らしを考える~に
ついて話してくださいました。

何が見えますか?

これは日本では『娘と老婆』などと呼ばれている有名な絵です。どのように見えますか?帽子をかぶっている少女の後ろ姿、帽子に猫がいる。そしてもう一つ、老婆の姿。
視点を変えると違うものが見えるということを、みなさんが気づいた後で多職種連携における4つの視点について詳しくお話されました。

参加者の方には、お配りした研修ゼロシートを基にグループワークを行いました。自己紹介では自己を表現します。一番幸せな時間は?という項目では参加者(相手を)知り、同じ土台(共通のテーマ)に立つことで距離が縮まります。つまり専門職としての能力以外に基本的なコミュニケーション能力、笑顔の大切さをグループワークを通じて教えてくださいました。コミュニケーション(連携)を築くには、人を変えるのではなく自分から変わってみてはいかがでしょうかとも、おっしゃっていました。また、アプローチ能力、専門性の違いから生じる葛藤を解決する能力、連携のリーダーシップをとる能力も必要であるとお話されました。
①互いの専門性(職種)の理解②自分の専門性(職種)の自覚③チーム内の情報の共有④コミュニケーションをはかることが着眼点であると教えてくださいました。


参加者の皆さんからは「自分の付加価値を考える、相手の付加価値を探る等、新しい考え方を教えて頂きました。」「内容もわかりやすく、明日からでも実践できそうなテクニックだった。」「自分の付加価値は何か?自分の強みを生かしていきたいと思いました。」
などの感想がありました。

今回の研修で気づかれた事を施設内で実践していただければと思います。市老連(^^)!

日時:令和2年11月12日(木) 午後2時~4時
講師:株式会社 敬天愛人 
   代表取締役 高山 英治 氏
参加:24名