2015年10月30日金曜日

第3日目「事例を通して考える排泄ケア」 開催

10月29日(木)PM 1:30より、
第1回 「事例を通して考える排泄ケア」 第3日目を
大阪市立社会福祉センター第1会議室にて開催いたしました。

1日目・2日目の講義や検討課題をふまえ、第3日目の今回は研修会の成果を『13施設からの取組み発表』と題して、それぞれの「困難事例についての気づき・視点」→「取組み」→「結果」を発表していただきました。



皆さんには排泄だけでなく食事・水分摂取量・座位姿勢など、いろいろな視点から取組んでいただきました。
「排泄が良い状況になっただけでなく、不穏傾向もなくなり性格が明るく変わられた」との発表を聞き、皆さん感動されていた事例もありましたが、少しずつの変化を感じとられ、今後も引き続き取り組んでいきたいと発表される施設が多く、今後たくさんの笑顔が増えればいいなと思いました。


参加者の方々からは

「利用者・入居者が一番楽なのは何かを考えて、かつ、スタッフ全員が同じ想いで取組むことが改善への一番の近道なのかなと感じた」
「排泄以外の知識が得られ、その知識が排泄で困っている事の解決の一助となるとわかった」
「今回、成果が得られて利用者の笑顔が見られたことで非常にやりがいを感じた。これをきっかけに他の利用者の困難事例へのアセスメントを通し、気づきやアイディアを増やしていきたい」


などのご意見をいただきました。

第1日目(6月)から第3日目(10月)までの4ヶ月にわたり、参加者の皆さん忙しい日々の中での取組みをありがとうございました。
また、浜田先生には当初の予定施設数を超えての事例検討やアドバイスを頂き、誠にありがとうございました。
市老連(^^)!

日時:平成27年10月29日(木) 午後1時30分~4時30分
会場:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師:排泄用具の情報館「むつき庵」代表・高齢生活研究所 所長 浜田 きよ子 氏
参加:22