2016年9月6日火曜日

特別養護老人ホーム第2回 看護師学習会 

9月5日(月)PM 2:00より、大阪市立社会福祉センター第1会議室にて、看護師学習会を開催いたしました。第2回目の今回は京都まちづくり口元気塾 塾長 金子みどり先生をお迎えし、初めにコーディネーターの山内先生から開催のご挨拶を頂き『食支援に対する看護師の医療的リスク管理(基本編)~事例を通して~』と題しご講義いただきました。
食べ方も1人ひとり異なれば口腔ケア環境も1人ひとり異なる意味を事例の影像を見ながら咀嚼・嚥下のメカニズムや口腔ケアからの喫食支援などを詳しく解説してしていただきました。

グループワークでは2つに分かれ、①自立喫食に関するヒヤリハット②喫食介助に関するヒヤリハットについてグループで話し合ってもらいました。その中で義歯の誤飲・義歯着脱時の誤飲などの話しがあがり金子先生から実例をもとに対処方法を学びました。

また、頚部聴診器を使って、水を飲んだ時の嚥下音を参加者の皆さんに実際に聞いてもらいました。実際に音を聞くことで嚥下が確認でき、施設にも欲しいとおっしゃられている方もいらっしゃいました。






《参加者の皆さんの声》
「食べる事に関するヒヤリハットを系統的に学んだ事がなかったので勉強になりました。」
「歯科衛生士・看護師・ケアマネ・Drと様々な立場からどのようなアセスメントやアプローチが必要かを教えて頂き、映像がとてもわかりやすかったです。」
「とてもわかりやすく、勉強になりました。看護師として何をしてあげられるか自分の中でもう1度考え直すことができそうです。ありがとうございました。」

 今回は、喫食の支援における医療職としての役割、他職種との協働の重要性などを教えていただきましたが、皆さん本当に熱心に学ばれており、関心の高さがうかがえる学習会でした。次回以降の学習会もよろしくお願いいたします。市老連(^o^) 

日時:平成28年9月5日(月)午後2時から4時
場所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師:京都まちづくり口元気塾 金子 みどり氏    
     特別養護老人ホーム 白寿苑 山内 恵美氏
参加者:9名