2020年9月15日火曜日

令和2年9月11日 ユマニチュード研修会開催

 

令和2年9月11日(金)午後2時~5時 大阪市立社会福祉センター第5会議室にて『Zoomユマニチュード研修会』~ユマニチュード5つのステップから学ぶ認知症ケア~を開催いたしました。

昨年に引き続き、大阪市認知症ケア介護指導者 三原 由紀氏にご講義いただきました。




『ユマ二チュード』とは?
最期の日まで尊厳をもって暮らし、その生涯を通じて“人間らしい“存在であり続けることを支えるために、ケアを行う人がケアの対象者に『あなたのことを、私は大切に思っています』というメッセージを常に発信する。つまりその人の“人間らしさ“を尊重し続ける状況こそがユマニチュードの状態である『≪ユマニチュード入門≫P005はじめに』より。


最初にユマニチュードの紹介をして頂き、6人グループに分かれてのオンラインコミュニケーション(自己紹介)を体験しました。続いて記憶の機能について詳しく説明して頂きました。意味記憶、手続き記憶、エピソード記憶、感情記憶という長期記憶があり最初に失われていく記憶は意味記憶だそうです。意味記憶とは言葉や文字、場所、お金の計算や「人の顔」も含まれているそうです。
続いて認知症の人の特徴とその対応を理解するためにユマニチュードの基本的な技術である4つの柱①「見る」②「話す」③「触れる」④「立つ」をお話してくださいました。また、三原先生の講義の中で、参加者のみなさんもグループワークや画面上で体験しながら、ケアの5つのステップを学びました。



参加者の皆様からは『実際にワークができたのが良かったです』『現場での自分の言動、相手の言動を研修会を通して思い直して、継続していくべき良かった点、改善しなければ悪かった点を意識出来た』と、言うお声を頂けました。市老連(^^)!

日    時:令和2年9月11日(金)午後2時~5時
場    所:大阪市立社会福祉センター 第5会議室
講    師:大阪市認知症介護指導者 三原 由紀 氏
参加者 :24名