2018年10月11日木曜日

『HIV/エイズ・高齢者結核研修会』開催

10月10日(水)午後2時から、大阪市立社会福祉センター 第1会議室にて「HIV/エイズ・高齢者結核研修会」を開催いたしました。


櫻井氏
前半では大阪市保健所 感染症対策課 保健師 櫻井 理恵氏、大阪医療センター HIV/AIDS先端医療開発センター医師の白阪 琢磨氏、HIVコーディネーターナースの東 政美氏を講師に迎え、「HIV感染症・エイズ」についてご講義いただきました。

白阪氏
東氏











今後、高齢者施設でのHIV感染者の受け入れの必要性が高まることが予想され、研修などによりHIVやエイズに対する正しい知識を身につけ、施設での支援の準備が必要であるとのお話しでした。

後半には、大阪市保健所 感染症対策課 保健師 米田 佳美氏から「高齢者結核の問題と集団感染対策」についてご講義いただきました。


米田氏
結核は過去の病気ではなく、免疫機能が低下する高齢者においては増加傾向にあるそうです。高齢者施設においては定期的なエックス線検査や早期の受診が周囲への感染を防ぐ大切なことであるとのお話しでした。

今回の研修では、感染症や病気に対して、過去のイメージに捉われず、最新の正確な知識を得て、理解を深めることが重要であると感じました。自施設での知識共有に役立てて頂ければと思います。市老連(^^)!

日時:平成30年10月10日(水) 午後2時~4時
会場:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師:大阪市保健所 感染症対策課 櫻井 理恵氏 
                                 米田 佳美氏
     国立病院機構大阪医療センター 医師 白阪 琢磨氏 
                                   看護師 東 政美氏             
参加:25名