2023年6月28日水曜日

第2弾 自然災害編 BCP作成支援研修会 在宅・施設向 ステップ① 

令和5年6月26日(月)☁☂午後2時〜4時 大阪市立社会福祉センター 第1会議室にて開催致しました。

今年度末までに完成を目指してステップ④まで開催致します。


ステップ 在宅向 7月28日(金)

ステップ 施設向 8月1日(火)

ステップ 在宅向 9月19日(火)

ステップ 施設向 9月21日(木)

ステップ 在宅向 11月9日(木)

ステップ 施設向 11月21日(火) 

                  


まず、最初に市老連 防災対策委員の福留理事より開催のご挨拶をいただきました。

今年度も講師にはKZ総合防災企画 黒田代表にご登壇いただきました。
1)基本方針
2)推進体制
3)リスクの把握


       《グループワーク》

講義のあと4人〜5人のグループに分かれていただき、各施設等の取り組み状況などの意見交換をしていただきました。時間が足りないくらい活発な意見交換をされていました。

次回までの宿題として、今日学んだところをひな形に記載してきて下さい。(提出はなし)
講義の後の意見交換で話し合っていただき一歩でも完成に近づけて行きたいと思います。
みんなでゴール目指します!!
市老連 (^_^)v

開催日時:令和5年6月26日(月)☁☂午後2時〜4時
開催場所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師  :KZ総合防災企画 黒田代表
参加者 :40名(欠席者7名)・福留理事・事務局2名

2023年6月23日金曜日

第1回実践連続研修会・全職種 特養学習会 合同研修会 開催

 令和5年6月19日(月)午後1時30分~3時30分まで合同で『実践連続研修会 第1回~動き出しは本人から~利用者の思いに気づく、力を活かす①』と題し、日本医療大学リハビリテーション学科教授 大堀具視氏をお迎えし、ご登壇いただきました。

また3時30分~からは、実践連続研修会、特養学習会の方々でグループごとに席を移動し、グループワークを行いました。

大堀先生

最初に『導入編』~当たり前のことを、当たり前に実践しよう~について大堀先生よりご講義頂きました。

動くのは本人、だから人は学習する。

技術は利用者の主体性を奪ってしまう危険がある。「介護技術だけでなく共感・気づきが基本であり大切である」とお話くださいました。
また、「できなくなる」のは機能の衰えでなく、「させなくなる」ことによって「やらなくなる」ことになり結果、機能が衰える。できるはずのことに気づき、それをやり続けられるように、私たちが介助の前に「動き出しは本人から」を一番に考えてみてくださいとおっしゃっていました。




また、意思は見えないが「動き出し」は見えるはずである。動画を通して動き出しの例を詳しく教えていただきました。私たちが見ようとしなければ見えているはずの行動や動き出しは見えないものであると話されていました。
沢山の動画の中で気づきの大切さを大堀先生から学びました。

グループにて意見交換

研修会終了後10分休憩の後、連続研修会に参加の方と特養学習会(栄養士・介護主任・生活相談員・ケアマネ)に参加されました方でグループに分かれて頂き、自己紹介・今回の講義についての意見交換をしていただき、それぞれ話し合ったことをまとめていただきました。集約したものについては今回、お話くださいました大堀先生に提出いたします。

次回から各学習会も始まります。
実践連続研修会も第2.3回と開催致します。
次回も宜しくお願い致します。
市老連(^^)v


日 時:令和5年6月19日(月)午後1時30分~3時30分 
    グループワーク:3時30分~4時30分
場 所:大阪市立社会福祉センター第1会議室
参加者:実践連続研修会 10施設14名:1名欠席
    特養学習会 54名:1名欠席

2023年6月7日水曜日

第2回 認知症介護基礎研修会

 令和5年5月31日(水)午前10時より 市老連版『認知症介護基礎研修会の第2回』を開催いたしました。第2回目も前回同様のグループのお席に座っていただき、グループ討議など行いました。

第2回
権利擁護:特養  こうのとり 施設長 北野智傑氏
本人主体のケア:おれんじドア 代表 丹野智文氏
認知症ケア:㈱あおいけあ 代表 加藤忠相氏
セッショングループワーク:特養 こうのとり 施設長 北野智傑氏


北野講師
最初に特別養護老人ホーム こうのとり 施設長 北野智傑氏に『権利擁護』と題し、ご講義いただきました。講義に入る前に、前回の講義の振り返りとして『不適切なケアとは…』について、グループ内で話し合いました。続いて『権利』『擁護』について説明いただき、基本的人権について詳しくお話くださいました。自立と自律への支援、権利擁護の観点からのケアスタッフの役割についてなど、支援をしていく上で大切な事をお話されました。



丹野講師

続いて おれんじドア 代表 丹野智文氏から『本人主体のケア~本人の視点からみた認知症ケア、日常生活・社会生活における意思決定支援とは~』についてご講義いただきました。若年性アルツハイマー型と診断されてから現在に至るまでについて、詳しくお話くださいました。そして当事者としての気持ちや、当事者だからこその苦しみ悩みを伝えて頂きました。








アルツハイマー型認知症=(イコール)終わりでなはい!!
認知症を悔やむのではなく認知症と共に生きる道を選んだ。


加藤講師

 
続いて㈱あおいけあ 代表 加藤忠相氏から『認知症ケア~中核症状の生活への影響と心理、認知症の人にとっての環境の重要性~』についてご講義頂きました。
最初に今後、社会構造が20年の間で100歳以上の高齢者がどれだけ増加していくか、それに伴い医療・介護の人材不足が深刻化されていくなど、今後の我が国の人口推移について説明されました。
また自立支援のありかたについては沢山の例を挙げながらお話してくださいました。







最後に特別養護老人ホーム こうのとり 北野講師より質疑応答の時間を作っていただきました。また事前に募りました『認知症ケアにおける悩み』『認知症当時者にお聞きしたいこと』についても、丹野講師、加藤講師に回答していただきました。


参加者の皆さんからは「普段聴けない貴重な話が聴けた事と話を聴くたびに認知症の症状について考えが変わりました」「実体験のお話が多く心に響く内容が多かった」「若年性認知症の講師の方の体験談や、あおいけあの認知症の利用者が参加する取り組みが素晴らしく参考になった」などの感想をいただきました。

長時間の研修でしたが、ご参加いただき、ありがとうございました。
研修会終了後には、参加者の方が会場の後片付けをお手伝いしてくださいました。皆さん、本当にありがとうございました。市老連(^^)!


日 時:令和5年5月31日(水) 午前10時~午後5時
場 所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講 師:特養こうのとり 施設長 北野智傑
    おれんじドア 代表 丹野智文
    ㈱あおいけあ 代表 加藤忠相氏
参加者:26名