2017年9月27日水曜日

第2回 介護主任学習会『スーパービジョン(対人援助者監督指導論)の内容と方法』

平成29年9月26日(火)午後1時30分より大阪市立社会福祉センター 第1会議室にて介護主任学習会を開催致しました。

第2回目は『スーパービジョン(対人援助者監督指導論)の内容と方法』をテーマに社会福祉法人 四恩学園 事務局長 西田 和人氏にご登壇いただきました。

グループ全員で自己紹介・近況報告を1人1~2分からはじめました。

西田和人 氏











講義の目的
★スーパービジョンの必要性を理解する
★スーパービジョンを実践に必要な基礎理論を理解する
6人~7人でグループになり、よりよい話合いをするため・よりよい考えを生み出すためのコンセンサスゲーム『もし砂漠で遭難したら?(NASAゲーム)』を楽しく、活発に意見を出しながら行いました。
 簡単に説明します。一度、考えてみてください。生き残れるでしょうか?
『砂漠で遭難した時にどうするか』
7月の中旬、午後10時頃、あなた方の乗った飛行機がアメリカの南西部の砂漠に不時着しました。(中略)飛行機が燃えてしまう前に12の品物を取り出せました。あなたが生き残るために最も重要と思われるものを順番に順位をつけて、順位の理由も考えてみてください。(回答は最後に記載しています。)
1)懐中電灯 2)ガラス瓶に入っている食塩粒 3)この地域の航空写真 4)1人1Lの水 5)大きいビニールの雨具 6)食用に適する砂漠の動物本 7)磁石の羅針盤
8)1人1着の軽装コート 9)45口径のピストル 10)化粧用の鏡 11)赤白のパラシュート 12)2Lのウォッカ 












後半はスーパービジョンの講義をしていただき、DVDを見て、演習課題を3人~4人で
役割を決め、基本的なかかわり技法をロールプレイで体験しました。

【みなさんの声】
スーパーバイザーの必要性が高いと感じた。・自分の職場の離職率が多いのはスーパーバイザーが居ないためだと感じた。・自分がその存在になるよう努力したい。・どういった方針を立てるかで、その後の計画が全く変わることが理解できた。などたくさんのお声をいただきました。

学習会後、机といすを元に戻すのに全員の方が残ってお手伝いいただき、あっという間に
片付きました!!ホントにありがとうございましたm(__)m

次回は12月5日(火)13時30分~5時 第1会議室 お待ちいたしております。
(施設見学のグループ発表も致します。)
市老連 (^_^)

日 時:平成29年9月26日(火)午後1時30分~午後5時
場 所:大阪市立社会福祉センター 3階 第1会議室 
講 師:社会福祉法人 四恩学園 事務局長 西田 和人氏
参加者:20名 欠席者:2名

【解答】1.化粧用鏡 2.1人1着の軽装コート 3.1人1Lの水 4.懐中電灯 5.赤白のパラシュート 6.大きいビニールの雨具 7.45口径のピストル 8.磁石の羅針盤 9.この地域の航空写真 10.食用に適する砂漠の動物本 11.2Lのウォッカ 12.ガラス瓶に入っている食塩粒  その場で留まって助けを待つか、移動するかによって変わる。助けを待つこと。2時間以内に発見される確率80%・短期戦がよい。


2017年9月26日火曜日

施設長会・施設長研修会 開催

平成29922日(金)午後2時より施設長会・施設長研修会が開催されました。

岸上氏
まず初めに賛助会員の「フジ医療器」岸上氏より情報提供があり、続いて大阪府社協老人施設部会 豆村氏より「特養経営診断(特養経営実態調査)の提出の期日が9月30日まで延長されており、回答提出がまだの施設はご協力お願いいたします」と連絡がありました。
仲谷理事

後藤代表理事の挨拶の後、平成30年度 制度政策及び予算の要望についての回答と危機管理室の要望についての回答に関して、仲谷理事から報告がありました。詳細につきましては、市老連HP「お知らせ」欄に掲載していますのでご覧下さい。
また、横浜市大会についても仲谷理事より報告がありました。

後藤代表理事
その後、全国情勢等について、後藤代表理事から報告がありました。
髙津佐氏

中村氏












フィリピンからの人材確保については、サイバーダイン株式会社の中村氏とパーソナルケアサポート株式会社の高津佐氏が登壇されました。組合を作ることで外国人の技能実習生を受け入れることができる形を確保していきますとおしゃっていました。

施設長研修会は㈱ビジテラス 本田新也氏をお迎えし『W改定の衝撃に生き残るための経営戦略』〜生き残る法人になるために施設長がやるべき仕事と取るべき行動〜というテーマで2時間ご講義いただきました。盛りだくさんの資料に沿って、わかりやすくお話ししていただき、皆さん熱心に聞いておられました。講義の中で「時代が変われば当たり前が変わる。絶対的なものなどない、全てが相対的な価値基準で決まる。だからこそ、時代やツールに合わせて変わらなければならない。」と言っておられたのが印象に残りました。 市老連 (^v^)

本田講師



日時:平成29年9月22日(金)午後2:00~4:40
場所:大阪市立社会福祉センター 3階 第1会議室
研修会講師:㈱ビジテラス 代表取締役 本田 新也氏


2017年9月25日月曜日

平成29年度 第2回 特別養護老人ホーム 看護師学習会

平成29年9月21日(木)午後2時より大阪市立社会福祉センター 第3・4会議室にて開催致しました。

第2回目の学習会は『事例検討!みんなで認知症ケアについて考える』と題し、事前に自施設での認知症の対象者について事例検討を提出していただきました。日々の忙しい業務の中頑張って提出して頂けました。ありがとうございました!! 
今回も特別養護老人ホーム 白寿苑 看護担当課長 山内 恵美先生にコメンテーターとしてご登壇いただきました。












提出して頂いた事例から山内先生が全体で検討をする事例を第2大正園 佐々木美帆さんの事例を選ばれ、グループ分けした全員で意見交換し、グループで出た意見などを発表しました。
【第2大正園 佐々木さん:色々ご意見をいただきありがとうございました。】
後半は各グループで各自の提出した事例を1件づつ(15分)意見交換し、最後に感想・意見などを発表していただきました。
各グループごとに真剣に活発な意見交換をされていました。



【みなさんのお声】
現在の問題点など意見が色々と聞けて、つなげていきたいです。
認知症ケアに対して皆それぞれ悩むところがあり共感できることが多々あった。
〝その人を知る〟ことの大切さを知ることができた。
などたくさんの感想がありました。

10月・11月での施設見学、12月は事例検討での取組み発表に向けての資料づくりにと、日々の業務の中で大変ですが、12月14日(木)取り組み発表会 第1会議室にてお待ちいたしております。

市老連 (^_^)


日 時:平成29年9月21日(木)午後2時~午後5時
場 所:大阪市立社会福祉センター 3階 第3.4会議室
講 師:特別養護老人ホーム 白寿苑 看護担当課長
    大阪市認知症介護指導者 山内 恵美 氏
参加者:15名










デイサービス連絡協議会 施設見学会開催

光永次長
9月21日(木)デイサービス連絡協議会 施設見学会を開催いたしました。堺市にある社会福祉法人 堺福祉会 ハートピア堺 デイサービスセンターへ正午に伺いました。

初めに、なごみデイサービスセンターの木村さんより開会の挨拶があり、ハートピア堺の光永次長をご紹介いただきました。続いて施設で提供されている昼食をいただきながら、光永次長より施設の全体説明がありました。

昼食のメニューはチキンカツやかぼちゃの煮物、おから、おくらの和え物、味噌汁などの家庭料理で、まさにおふくろの味だと思いながら美味しくいただきました。月に一度くらいはイタリアンコースランチの日もあるそうです。
食後にいただいた緑茶ゼリーは、お茶とゼラチンで作ってあり、それだけでは薄味なのですが、きな粉や黒蜜をかけることでわらび餅のような味になるのがとても美味しく、いくらでもいただけます。実際にご利用者様でこの緑茶ゼリーだけでお腹がいっぱいになってしまうまで食べられた方がいらっしゃったようで、それからは食べすぎてしまわれないように量を制限されているそうです。



昼食後は3グループに分かれて施設内を見学させていただきました。施設に入ってすぐに目についていたのですが、昔の映画のポスターや看板、黒電話や柱時計、周辺地域の地図、カメラや書籍などなど、施設内の至る所に昭和を感じるモノがありました。


また自由に出入り出来る中庭には喫煙者のための喫煙スペースも設えられていました。この日は工事中でしたが、屋上では野菜作りもされているそうです。


ご利用者様に「ありがとう」と言ってもらうのではなく(職員からご利用者様に)「ありがとう」と言えることを増やそう、出来る事はご利用者様にやってもらってそれに対して感謝しようという姿勢は、素敵だなと思いました。


 また介護には、スカイリフトや自動排泄処理システム「ヒューマニー」など、新しい介護用品などを取り入れられており、それらの体験もさせていただきました。今まで人力でやっていたことも、これらのものを取り入れることで、介護する方もされる方も安心が増したと仰っていました。

その後近くにある懐かしミュージアム「ふらっと三宝」へ車で案内していただきました。こちらも昭和の雰囲気に溢れており、大変珍しい木製の冷蔵庫もありました。
昭和の雰囲気を懐かしく満喫した後で、今回の施設見学会を通しての質疑応答や意見交換を行い、最後に参加者が一人づつ感想を発表しました。


施設見学会後のアンケートでは「理想を実現出来ている施設だと感じました。」「職員の方々の表情や業務に当たっている姿に、とても余裕があるように感じた。」などの感想をいただきました。

古川施設長、光永次長をはじめ、案内をしてくださった職員の皆様、お忙しい中、貴重な時間をいただき、ありがとうございました。

今回の施設見学が、参加者の皆様それぞれの施設の取組みにおけるヒントになればと思います。ご参加、ありがとうございました。
市老連 v(^-^)v



日 時:平成29年9月21日(木) 正午から午後3時半
場 所:社会福祉法人 堺福祉会 
    ハートピア堺 デイサービスセンター
参加者:12名
















2017年9月15日金曜日

イチョウ通信の取材に行ってきました。

9月14日(木)中国政府国務院高齢者施設・事業研修団一行の24名の方々が特別養護老人ホーム 高殿苑に訪問されるということで、イチョウ通信取材に伺わせていただきました。




最初に邦寿会の松田会長より、法人の概要説明がありました。続いて、高殿苑の岡田施設長より高殿苑の歴史や事業の詳しい内容についてご説明があり、ご利用者様の普段の生活の様子などは写真を交えてお話しされておられました。







説明後の質疑応答では中国の方々から多くの質問が寄せられていました。日本の介護保険制度や法人の経営などについて特に興味を持たれているようでした。

施設見学では3つのグループに分かれ居室や食堂、浴室などを施設職員さんの案内で見学をしました。そこでも、みなさん熱心にたくさんの質問をされていました。

研修団の皆さまは、日本の高齢者施設や事業に対する取り組みについての研修を目的として訪日されているということでした。



研修団の皆さま、特別養護老人ホーム高殿苑の皆さまには取材にご協力いただきありがとうございました。
市老連(^^)!

2017年9月12日火曜日

災害時相互応援協定 第3回 住之江・住吉区 実働訓練

9月11日(月)午後1時より、社会福祉法人ライフサポート協会 住吉総合福祉センターにて、災害時相互応援協定第3回住之江・住吉区実働訓練を開催いたしました。
KZ総合防災企画 代表の黒田氏から今回の訓練の概要説明があり、その後実働訓練を開始しました。

豪雨により区内の施設が床上浸水したという想定の下、災害対策本部の設置や代表者の派遣、他施設の利用者さんの受け入れなど、シミュレーションしました。


その後の発表では、「応援要請書の記載のないところは確認しないといけない、利用者の状態によって受け入れ可能かどうか変わってくるので、最初の段階で分かると良い」「(利用者さんの受け入れについて)利用者さんも知らないところに来て不安なはずなので、到着したばかりで矢継ぎ早に質問するのはいかがなものか、まずは利用者さんに落ち着いてもらうことが最優先」「簡単なカルテのようなものがあるといい」などのご意見がありました。




後半では、社会福祉法人ライフサポート協会の松岡氏より、「社会福祉法人ライフサポート協会 防災取り組みと福祉避難所開設訓練」のお話しをパワーポイントの資料を示しながら行っていただきました。平成23年3月11日に津波被害にあった数年後の宮城県を訪問された時の話や、施設での訓練の話、とりわけスタッフに何も知らせず抜き打ちで訓練した時のお話しなどは、とても興味深いものでした。




最後に黒田氏による福祉避難所の説明があり、実際に簡易ベッドを作る体験をして、この日の訓練が終わりました。


次回は10月18日(水)第4回振り返り・合同検討会を行います。どうぞよろしくお願いいたします。
市老連 v(^-^)v



日 時:平成29年9月11日(月)午後1時から3時30分
場 所:社会福祉法人ライフサポート協会 住吉総合福祉センター 2階大広間
講 師:KZ総合防災企画 代表 黒田 和伸氏
参加者:加盟施設18法人37名、行政関係8名、原田氏
    KZ総合防災企画 黒田氏、遠藤氏

2017年9月6日水曜日

「喫食支援と口腔ケア」連続研修会 第2日目 開催

9月4日(月)PM 2:00から、大阪市立社会福祉センター第1会議室にて「喫食支援と口腔ケア」連続研修会 第2日目を開催いたしました。

参加者の皆さんには、事前に自施設で口腔ケアや喫食支援が困難とされるご利用者様の映像を提出していただきました。今回の研修会では、提出事例の映像を見ながら、参加者全員に対象者の方の現状の課題を発表してもらいました。個人発表後にはグループワークで、それぞれの事例について気付きや課題を共有し検討しました。





グループワーク終了後に、検討した結果を踏まえて、各自が今後取り組んでいく課題をもう一度発表していただき、お一人お一人に金子先生から様々な視点からアドバイスをいただきました。






参加者の皆さんには今回の研修会で気付いた課題に取り組んでいただき、最終回となります第3日目には取組み発表をします。どうぞよろしくお願い致します。

また、参加いただきました皆さんには、会場の後片付けをお手伝いいただき、ありがとうございました。
次回は、11月22日(水)です。よろしくお願い致します。市老連(^^)! 

日時:平成29年9月4日(月) 午後2時~5時
会場:大阪市立社 会福祉センター 第1会議室
講師:京都まちづくり口元気塾 金子 みどり氏
参加:21名




2017年9月1日金曜日

第2回ケアマネジャー学習会『スーパービジョンの内容と方法』

830日(水)午後130分より、大阪市立社会福祉センター第1会議室にて、第2回特別養護老人ホーム ケアマネジャー学習会を開催いたしました。今回は『スーパービジョン』をテーマに社会福祉法人 四恩学園 法人事務局長の西田 和人氏にご登壇いただきました。


前半は、「スーパービジョンとは?」「スーパービジョンの必要性」などの講義があり、その後、コンセンサスゲーム『NASAゲーム』をしました。多数決や諦めではなく全員が納得出来る回答を導き出すゲームです。

具体的にはグループで砂漠で遭難した時にグループ全員が生き残るために、手元にあるいくつかの品物に必要な順に順位をつけていきます。まず自分だけで順位を決め、その後56人のグループで順位を決めるのですが、みなさんそれぞれ考え方も違い、1人として同じ結果の人がいない中で、グループ全員が納得する結果を導きだすのは大変で、どのグループも議論が白熱していました。




後半では次の演習に結びつく事例のDVDを鑑賞し、その後31組になり、演習課題を用いて主任ケアワーカーと新人職員の役割に分かれ、実際の面談形式でロールプレイを行いました。面談によって、新人職員が抱える問題の背景を引き出し、自分自身で気付かせることの重要性を体験していただきました。


参加者からは「コンセンサスゲームにおいて、他者のいろいろな意見を聞く事が楽しかった」「スーパービジョンの必要性が分かった」などのご意見をいただきました。

3回は1023日(月)特別養護老人ホーム 生活相談員学習会との合同研修会です。
合同研修会後には、「(研修会講師の)梅沢先生を囲む会」も予定しておりますので、参加者のみなさま、囲む会にもぜひご参加をお待ちしております!
市老連 v(^-^)v




日時 : 平成29830日(水) 午後130分から5
場所 : 大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師 : 社会福祉法人 四恩学園 法人事務局長 西田 和人氏
参加者 : 16