2024年2月29日木曜日

成年後見制度についての研修会

井上講師

2月27日(火)午後3時より、谷・井上法律事務所 弁護士 井上計雄氏を講師にお迎えし『成年後見制度についての研修会~医療同意・身元保証・相続と死後の事務処理等、成年後見制度の基本的理解 趣旨・利用・申立て等~どのような対応をすればよいのか~事例を交えて』を開催いたしました。

最初に成年後見制度に関する動向、制度や趣旨など基本的な理解についてお話いただきました。

続いて成年後見制度について、具体例をあげて説明していただきました。



成年後見制度とは
精神上の障害により判断能力が不十分であるため契約等の法律行為における意思決定が困難な者について、後見人等の機関がその判断能力を補う制度


続いて成年後見制度の趣旨、法定後見制度の利用の際の基準についてなど、詳しく例を挙げて話してくださいました。

成年後見制度の中での職務、また職務の限界についてご説明いただき、財産管理の具体例や制度についても詳しく解説くださいました。また看取りの契約・身元保証・医療同意・死後の事務処理など施設としてどう対応するのか、どのような対応ができるのかについても、具体例をあげて分かりやすくお話していただきました。

参加者の皆さんからは「成年後見制度について先生の経験を元に解説していただいた為、理解しやすく、また質疑にも応答いただけた」「具体例が多く、平易な言葉で大変わかりやすかったです」などの感想をいただきました。

今回の研修会ではたくさんの皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。
市老連(^^)! 

日時:令和6年2月27日(火) 午後3時~午後5時
講師:谷・井上法律事務所  弁護士 井上 計雄 氏
参加:37名

2024年2月22日木曜日

『認知症・精神疾患研修会』開催

 令和6年2月20日(火)午後2時より、『認知症・精神疾患研修会』認知症・精神疾患を持つ高齢者への支援を学ぶ~本人理解のための支援とコミュニケーション~を開催いたしました。今年度も社会福祉法人白寿会 在宅部相談支援課 包括支援担当 相談員 佐伯香織氏にご登壇いただきました。

佐伯講師

2年ぶりの集合研修となり、参加者の皆様には同職種の方と意見を交換できるようにグループに分かれて頂きました。最初に精神疾患(精神障害)分類について話をして頂きました。また「認知症と精神疾患の違い」について、事例を交え詳しくお話いただきました。

認知症は『記憶』の障害
精神疾患は『思考』の障害

沢山の事例を話していただき、その場の対応案、その人への対応案など事例に沿って教えていただきました。
精神疾患、障がいを知るには、まずその人の生きづらさを知る、そして必ず生活歴をたどることが大切だということが分かりました。




最後は事前に寄せられた参加者からの質問や、またグループワーク内で「精神疾患のある方との関わりの中での気づき(戸惑い、悩み、困った)」などを発表して頂きました。佐伯講師からは状況を詳しく聞きながら質問にお答えくださいました。

佐伯先生、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。市老連 !(^^)!

日 時:令和6年2月20日(火)午後2時~4時
場 所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講 師:社会福祉法人白寿会 在宅部相談支援課 
    包括支援担当 相談員 佐伯香織氏
参加者:33名




2024年2月19日月曜日

令和5年度 ケアマネジャー学習会 取組み発表

 2月15日(木)午後2時より、ケアマネジャー学習会 取組み発表会が開催されました。講師には株式会社シャカリハ 代表取締役 三浦 浩史氏にご登壇いただきました。また市老連 研修委員 特別養護老人ホーム こうのとり 北野施設長にもご参加いただきました。






事前に欠席者の方からも成果発表用の資料を提出して頂き、三浦講師に見て頂きました。
発表会では欠席の方については事務局より代弁させていただき、画面を通して資料を共有いたしました。

~タイトル~
納得できる人生の最終段階に向けたケアマネジメント
本人の思いを把握し、実現するチームケアとリスクマネジメント
~本人・家族・職員の協同 知識の獲得と共有~について
■納得できる人生の最終段階に向けたケアマネジメント
■利用者支援チームの紹介
■目標と解決策の提案
■取組内容・多職種連携
■結果・評価・自身の気づき
■新たな課題(今後の方向性)
順に詳しく発表していただきました。

発表ごとに皆様に意見を募り、皆様が抱える課題などについて話し合いました。又、三浦講師よりコメントをして頂きました。

全員の発表後、三浦講師から優秀賞を決めて頂く流れとなっておりましたが、それぞれにすばらしい発表だった為、後日改めて優秀賞を決めていただく事になりました。
優秀賞の方には令和6年3月11日(月)に各学習会2施設による実践取組発表会でお話していただきます。

三浦講師、北野施設長、参加者の皆様、ありがとうございました。市老連(^v^)
取組み発表後は交流会があり、参加者同士の交流も深まったと思います。

日 時:令和6年2月15日(木)午後2時~5時
場 所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講 師:株式会社シャカリハ 代表取締役 三浦 浩史氏
参加者:10名(資料提出者12名)
               特別養護老人ホーム こうのとり 北野施設長

令和5年度 第5回 介護主任学習会 開催

  令和6年2月9日(金)🌞午後2時〜5時 大阪市立社会福祉センター 第1会議室にて開催致しました。今回は取り組み発表、テーマは~ICFからの発表~『望む暮らしの現実へ・・・』と題し取り組んだ成果を発表していただきました。


 

コメンテーターとして社会福祉法人四恩学園 事務局長 西田和人氏にご登壇いただきました。各発表者の後に参加者から1人づつ、感想・質問をしていただき、最後に西田講師よりアドバイスなどいただきました。


介護主任学習会から令和6年3月11日(月)午後2時からの全職種学習会 取り組み発表会へ2名の方に代表として発表していただきます。

特別養護老人ホーム こうのとり
『御意向を実現するために』~何でもチャレンジしていきたい~

特別養護老人ホーム 藤ミレニアム
『できること、したいこと』

★特養学習会(介護主任・生活相談員・栄養士・ケアマネ)にご参加のみなさまご出席くださいますように!!
市老連(^^)v

日 時:令和6年2月9日(金)🌞午後2時〜5時
場 所:大阪市立社会福祉センター 3階 第1会議室
講 師:社会福祉法人四恩学園 事務局長 西田和人氏
参加者:13名(欠席2名)・事務局 2名

2024年2月9日金曜日

養護委員会 「メンタルヘルス研修会」       ~ラインケア(管理職におけるメンタルケア)~

令和6年2月6日(火)午後2時より『メンタルヘルス研修会』を開催いたしました。
養護老人ホームゆうけいハートフル 三好施設長に司会、進行していただきました。


『メンタルヘルス研修会』~ラインケア(管理職におけるメンタルケア)~について、フェリアン 副所長 津村薫氏にご講義いただきました。


職場に欠かせないメンタルヘルスの向上
職場におけるストレスとは
職場のメンタルヘルス向上を目指して
より良い職場づくりのために管理監督職のセルフケア
などについてご講義いただきました。

  そして、3人グループに分かれ意見交換をしました。


また、息抜きのストレッチで体を伸ばすことも大切だと教えていただきました。


日常業務において施設職員がいつもとは違う様子にいち早く施設長・管理者が気付き、メンタルケア、ストレス軽減等に適切に対応する方法を学びました。
今回学びになったことを活かしていただければと思います。
津村先生、参加者の皆さま、ありがとうございました。 市老連 (^^)

日時:令和6年2月6日(火) 午後2時~4時
場所:大阪市立社会福祉センター 第3会議室
講師:フェリアン 副所長 津村薫氏
参加:9名

2024年2月8日木曜日

市老連防災対策委員会報告『群馬県渋川市へ福祉避難所開設訓練』の視察へ行ってきました。

令和5年10月23日~24日に渋川市にある『障がい者支援施設 誠光荘』『障がい者支援施設 めぐみの里』『特別養護老人ホーム 永光荘』様の施設へグループに分かれて視察へ伺わせていただきました。

福祉避難所開設訓練の様子を写真に撮ってきました。


 
















         

2024年2月5日月曜日

ポジショニング研修会

  令和6年1月31日(水)午後2時より『ポジショニング研修会~超具体的目標からポジショニングを考える~』を開催いたしました。今年度もリハビリテーションの「モグネット」主催 理学療法士・言語聴覚士の小椋 脩 氏にご講義いただきました。

小椋講師
今年度は『①人体の構造と動きを自身で体感する座学と実技②症例供覧と問題点・事故発生機序の確認③ポジショニングの原則と方法④二人一組での実技』4構成の研修となりました。

最初に介護のチカラについて、お話されました。

事例紹介『教え子の同窓会に出たい!』では映像を見ながら詳細に説明してくださいました。退院後、寝たきりになり発声や体位移動が困難であったご利用者様が、ポジショニングによって端座位の姿勢が取れ、発声ができるようになりました。

  • 大切なのは"こうなってほしい″をイメージする。
  • その人「らしさ」を取り戻すこと。

介護という仕事はすばらしいものであるとお話されました。

参加者の方には、ご利用者様をお一人、思い浮かべて、その方の超具体的目標を考えて頂き答えて頂きました。

その目標に向かってポジショニングを考え、感動を与えられる介護を考えてみましょうと話されました。

ポジショニング……
身体各部の相対的な位置関係を目的に適した姿勢を安全で快適に保持する



後半は二人一組になっていただき、立て膝ねじり、肩ゆるめ等の実技を行いました。
利用者様一人一人では介護目標が異なり、ポジショニングも変わってきます。
今回学びになったことを施設での介護に活かしていただければと思います。
小椋先生、参加者の皆さま、ありがとうございました。市老連(^^)

日時:令和6年1月31日(水) 午後2時~5時
講師:リハビリテーションの「モグネット」主宰
   理学療法士・言語聴覚士 小椋 脩 
場所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
参加:39名