令和6年1月31日(水)午後2時より『ポジショニング研修会~超具体的目標からポジショニングを考える~』を開催いたしました。今年度もリハビリテーションの「モグネット」主催 理学療法士・言語聴覚士の小椋 脩 氏にご講義いただきました。
最初に介護のチカラについて、お話されました。
事例紹介『教え子の同窓会に出たい!』では映像を見ながら詳細に説明してくださいました。退院後、寝たきりになり発声や体位移動が困難であったご利用者様が、ポジショニングによって端座位の姿勢が取れ、発声ができるようになりました。
- 大切なのは"こうなってほしい″をイメージする。
- その人「らしさ」を取り戻すこと。
介護という仕事はすばらしいものであるとお話されました。
参加者の方には、ご利用者様をお一人、思い浮かべて、その方の超具体的目標を考えて頂き答えて頂きました。
その目標に向かってポジショニングを考え、感動を与えられる介護を考えてみましょうと話されました。
ポジショニング……
身体各部の相対的な位置関係を目的に適した姿勢を安全で快適に保持する
後半は二人一組になっていただき、立て膝ねじり、肩ゆるめ等の実技を行いました。
利用者様一人一人では介護目標が異なり、ポジショニングも変わってきます。
今回学びになったことを施設での介護に活かしていただければと思います。
小椋先生、参加者の皆さま、ありがとうございました。市老連(^^)
日時:令和6年1月31日(水) 午後2時~5時
講師:リハビリテーションの「モグネット」主宰
理学療法士・言語聴覚士 小椋 脩
場所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
参加:39名