5月20日(木)午後2:00から『認知症センター方式研修会~センター方式の理解と活用・事例を通しての気づき~』Zoom研修会を開催いたしました。
認知症の人とみんなのサポートセンター代表 沖田 裕子先生より『その人らしい生活を送るためにできること パーソンセンタードケア』を学びました。
最初に認知症の人を理解する方法について話してくださいました。認知症の人の本を読む、話を注意深く聞くなど例を交えてお話していただきました。又、行動から学ぶ、認知症の方の気持ちになって想像してみるために『パーソンセンタードケア』人間中心主義ケアについての本の一説を朗読してくださり、それぞれが感じた事をグループ内に分かれて意見交換し発表していただきました。また、実際に働いていた方達の経験などを活かした書籍『グループホームを支える人たちへ』も紹介して頂きました。
次に映像を観て頂きました。センター方式のシートを使用して、自施設で頭に浮かぶ利用者様の言動の背景や原因をそれぞれ考え実際に記入してみました。
センター方式では、みんなで共有していくことでスタッフの寄り添いにも活用できるものであると、お話くださいました。
認知症の方の言葉なき声に耳を傾けて、寄り添い、信頼関係を構築していくことを実践してみる。またコロナ禍であるために家族に会えないストレスも生じる。ご家族の方にも協力を求めてさまざまな工夫を取入れ、覚えていなくても家族の愛情を感じる瞬間を感じてもらう。先生のお話を聞かれて改めて実感したのではないでしょうか。
参加者の皆さんからは「この研修を受けて、もう一度入居者の方との接し方などを自分自身が見直して行かなければいけないと思いました。又、今回研修はすごく勉強になりました。」「これから自分自身、介護の見直しをする機会になったのでよかったです。」「日々認知症の方と接することは多いですが、振返ると、支援の型だったりこれまでの経験にあてはめて、その人らしさを見れていないこともあったように感じます。振り返る機会になりました。」などの感想をいただきました。
沖田先生、参加者の皆さま、ありがとうございました。市老連(^^)/
日時:令和3年5月20日(木)午後2:00~午後4:00
場所:各自施設 他
講師:認知症の人とみんなのサポートセンター
代表 沖田 裕子氏
参加:21名
日時:令和3年5月20日(木)午後2:00~午後4:00
場所:各自施設 他
講師:認知症の人とみんなのサポートセンター
代表 沖田 裕子氏
参加:21名