2016年7月29日金曜日

グループホーム委員会・小規模多機能委員会合同研修会 『認知症ケア研修会』

平成28年7月22日(金)『認知症ケア研修会』を開催しました。
今回は、都村先生をお迎えしバリデーションの実践と手法について学びました。

高齢期にある人の気持ちを理解し,いかに認知症の方の心の声を聞けるかを都村先生の実践映像を交え人として尊重し、共感出来る研修会になったのではないかと思います。

 
今までとは、違う認知症の方への接し方に当初は戸惑いもあるように思えましたが、バリデーション手法によって認知症の方が変わっていく映像に涙する場面もありました。

≪参加者の声≫

「今のケアを見直すことが出来ました。バリデーションを知ったのでお年寄りに共感し、生きる意味を伝えていきたいと思いました。」

「日常解決出来ない事の理由が、わかりました。

 「話の中の高齢者が、全て利用者と置き換えることが出来た。」
などのコメントを頂きましtた。

最後に都村先生から”バリデーションは「感情の表出」の手助けとニーズの理解・「未解決問題の解決」への手助けをする1つの手法です。認知症の方々の心の声を聞き、基本態度である傾聴する・共感する・評価しない(受容する)・誘導しない(ペースを合わせる)・嘘はつかない・ごまかさない気持ちを持ち続ける”大切さは、とても勉強になりました。

ご参加頂いた皆様お疲れ様でした。市老連(^o^)



     
 日  時   : 2016年7月22日(金)10:00~12:00
 場 所  : 大阪市立社会福祉センター第1会議室
 講 師  : 関西福祉科学大学 教授 都村尚子氏
 参加者 : 46名