前半は“標準予防策”について、手指衛生や個人防護具の着脱の仕方などを映像を交えながらご講義いただきました。後半は”経路別予防策”について、冬季に流行するノロウイルスとインフルエンザについて解説していただきました。
ノロウイルスやインフルエンザは感染源が職員や外部からの来客者である場合が多く、職員を通じて感染が広がる可能性もあり、職員一人一人の意識がとても重要です。感染症の蔓延を防止するためには、施設内での写真を用いた分かりやすいマニュアルの作成やいつでも手袋、消毒液を使用することができる環境の整備など施設全体での取り組みが必要であるとのお話しでした。
これから冬に向かってインフルエンザやノロウイルスが流行する季節となります。講義の中では施設内での研修に役立つ動画や職員への感染予防の周知方法などを教えていただきました。施設で活用していただければと思います。市老連(^^)!
日時:平成30年12月5日(火) 午後2時~4時
場所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師:社会医療法人 景岳会 南大阪病院
感染制御室 感染管理認定看護師 主任 夜久 直也 氏
参加:59名