2024年12月26日木曜日

法定研修『第5回 事故発生予防の研修会』

  令和6年12月25日(水)午後2時より、法定研修(オンライン)『第5回 事故発生予防の研修会』を開催致しました。

講師には学校法人三幸学園グループ 三幸福祉カレッジ 橋本講師にご講義いただきました。


最初に『介護現場で起こる介護事故』について資料に沿って説明をしていただきました。

事故はなぜ起きるのか
①忙しさ、人員不足
②知識・技術の未熟さ
③職種間の連絡・連携の不備

意図的ではないミス、意図的なミスについては具体的にどのような行為があるのか細かく説明頂きました。
また、事故の種類についてもお話いただきました。

人は誰でも必ずミスをすることを前提に考え、ミスを発見、ミスの要因を改善し、ミスが起きても事故につながらない仕組みづくりが大事であるとおっしゃっていました。

事故防止対策の考え方については、原因を調査➥分析➥対策をする。
原因は一つではない、利用者原因、介護者原因、環境原因などがあるとおっしゃていました。事例検討から原因調査についてを個人で考えて頂いた後にグループ内で話し合って頂き、発表していただきました。

続いて、分析、対策についてもグループ内で話し合って頂き発表して頂きました。


最後に橋本講師からは、ミスは必ず原因がある、原因を明確にして対処していくことが大切ですとお話していただきました。


今回の研修で学ばれた事を施設内で活用していただければと思います。 
ご参加頂きありがとうございました。市老連(^^)/





日 時:令和6年12月25日(水) 午後2時~午後4時
会 場:オンライン研修
講 師:学校法人三幸学園グループ 三幸福祉カレッジ 橋本講師
参加者:30名

2024年12月24日火曜日

第3回『動き出し』実践連続研修会 

 令和6年12月23日(月)午前10時から『実践連続研修会 第3回「動き出しは本人から」事例発表編』と題し、㈱Start movement   代表取締役 大堀 具視氏をお迎えし、ご登壇いただきました。


最初に前回のおさらい、資料を基に動画を交えてご講義いただきました。

動き出しがないのは、安心・安全を感じられていないから
それは、本人以外に原因がある
つまり、私たちに原因がある

後半は課題発表を行いました。
自施設で取り組まれた事を動画を通して発表して頂きました。
いつもの介助、意識した介助の映像を見ながら説明していただきました。また、それぞれグループ毎に話し合って頂き①感じた事(感想)②自分にはどう見えて、自分ならどうしてただろうか?③自分は何を(認知・行動)変えられそうか?についても発表して頂きました。



午後からは参加者の方にもグループに分かれて実技練習をしました。
1、移乗の準備と本人の能力を知るコツ
2、生活動作につながる移乗

最後に昨年度『動き出しは本人から』実践連続研修会にご参加された介護の魅力伝え隊の方より、昨年に取り組まれた事例を発表していただきました。




全3回の実践連続研修会にご参加いただきありがとうございました。
大掘講師より、参加者の方へ認定書をお渡ししてくださいました。
今回も参加者の方が後片付けをお手伝いしてくださいました。皆さん、本当にありがとうございました。市老連(^^)/!


日 時:令和6年12月23日(月)午前10時~午後4時
場 所:大阪市立社会福祉センター第1会議室 
講 師:㈱Start movement  代表取締役 大堀 具視氏
参加者:21名 (1名欠席)

   

2024年12月13日金曜日

認知症介護実践リーダー研修会(第3回)

令和6年12月12日(木)午前10時より『認知症介護実践リーダー研修会』を開催いたしました。全3回の内 最終日第3回目の開催となります。


植田講師
『リーダーのあり方の理解と人材育成の意義職場内教育における指導法』と題して、元梅花女子大学 現代人間学部 准教授 植田 寿之氏にご登壇いただきました。

まず初めに、講師の自己紹介をしていただきました。3回目の研修になりますが参加者同士も改めて自己紹介していただき、和気あいあいとした雰囲気の中、研修会が行われました。
次に、「日常場面で実践する対人援助スーパービジョン~人材育成と人材活用のために~」についてご講義していただきました。


植田講師の著書




午後からは、ビデオ『実践!スーパービジョン』を鑑賞しました。
後半については、5-6人のグループに分かれて、「グループを活用したピアスーパービジョン」を実践しました。
参加者からは、「他の意見を取り入れることで、違う視点から考えることができました。」「話し合うことで視野が広がりました。」「視点を変えることは大切だと気付きました。」「コミュニケーションをとることの大切さに気付きました。」など沢山の感想をいただきました。



3ヶ月続いての研修会ですが、ご参加いただきありがとうございました。
研修会では参加者の方が会場の後片付けをお手伝いしてくださいました。
皆さん、本当にありがとうございました。市老連(^^)/!


日時:令和6年12月12日(木) 午前10時~午後5時
講師:元梅花女子大学 現代人間学部 准教授 植田 寿之
場所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
参加:11名(欠席1名)


2024年12月3日火曜日

感染症対策研修会

 令和6年12月2日(月)午後2時より『感染対策研修会 平時からの感染予防策~薬剤耐性菌に強い環境を考える!~』を開催致しました。昨年度に引き続き、社会医療法人景岳会 南大阪病院 感染制御室 感染管理認定看護師 副室長 夜久 直也 氏にご登壇頂きました。


最初に感染成立の3要素、感染経路などについて話して頂きました。
また感染経路別予防策の考え方など詳しく教えて頂きました。

※感染経路は何か
※消毒薬に感受性はあるか
※環境要因など伝播リスクとなる要因はあるか

主な感染経路
①空気感染②飛沫感染③接触感染


続いて接触感染・間接接触感染についてお話して頂きました。特に耐性菌対策については、実際に指導された施設での写真を参考に、患者の配置、器具・物品、個人防護具、環境整備についての対策上の注意点を教えていただきました。




最後に質疑応答の時間を作って頂き、質問に対し詳しくお答えくださいました。

コロナだけでなくインフルエンザやノロウイルスが流行する季節となります。
今回の研修で気づかれた事を施設内で活用していただければと思います。 
研修会では参加者の方が会場の後片付けをお手伝いしてくださいました。
皆さん、本当にありがとうございました。市老連(^^)/!

日時:令和6年12月2日(月) 午後2時~4時
講師:社会医療法人景岳会 南大阪病院 
           感染制御室 感染管理認定看護師  副室長 夜久 直也 氏
参加:30名


令和6年度 市老連版 認知症介護実践リーダー研修会(第2回)

   令和6年11月29日(金)午前10時より『認知症介護実践リーダー研修会』を開催いたしました。全3回の内 第2回目の開催となります。

まず初めに『チームケアを構築するリーダーの役割』と題して、ボランティアセンター 支援機構おおさか 代表理事 新崎 国広氏にご登壇いただきました。

新崎講師からは最初に自己紹介をしていただき、本研修の目的と自己理解促進シートの相互共有についてお話を始めていただきました。チームケアの解説&目的、またメリットや心得についても詳しく説明していただきました。
また、手話についても教えていただき実際に身体を動かしました。参加者同士のコミュニケーションにも繋がりました。
後半については、リーダーに求められる2つのリーダーシップについて、資料をもとにどのタイプにあてはまるのか、ご自身でチェックしていただきました。




午後からは、特養サンローズオオサカ 在宅サービス課 課長 認知症介護指導者 横田 隆作氏、特養ふれ愛の館しおん 生活相談員 認知症介護指導者 森口 洋一氏『認知症ケアにおけるチームアプロ―チの理論と方法』についてお話して頂き、また資料に沿ってグループワークも行いました。





『チームアプローチ』…ひとつの目標に向かって複数の人がお互いの理解と協力の下で、それぞれの役割を果たしていく方法。様々な専門職がケアの向上を目指し生活課題を発見し、支援していくこと。

『ジョブ・インストラクション』…とは、日本語で『仕事の教え方』

教え方の4段階
第1段階:習う準備をさせる
第2段階:仕事の内容を説明する
第3段階:実際にやらせてみる
第4段階:教えた後をフォローする

チームに分かれてタワーを作ってみました。
一番高い塔を作りましょう‼






















長時間の研修でしたが、ご参加いただきありがとうございました。
研修会では参加者の方が会場の後片付けをお手伝いしてくださいました。皆さん、本当にありがとうございました。市老連(^^)/!

次回案内
日時:12月12日(木)午前10時~午後5時
会場:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
次回も宜しくお願い致します。市老連(^^)

日時:令和6年11月29日(金) 午前10時~午後5時
講師:ボランティアセンター 支援機構おおさか 代表理事 新崎 国広氏
   特養サンローズオオサカ 在宅サービス課 課長 認知症介護指導者 横田 隆作氏
   特養ふれ愛の館しおん 生活相談員 認知症介護指導者 森口 洋一氏
場所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
参加:12名