令和8年7月18日(土)午前9時から『実践連続研修会 第1回「動き出しは本人から」~全職員で取り組む介護力向上~介護実践スペシャリスト(上級編)研修会』と題し、㈱Start movement 代表取締役 大堀具視氏をお迎えし、ご登壇いただきました。
| 大堀講師 |
今回は特別養護老人ホーム ふれ愛の館しおん様の施設にて開催いたしました。
研修は、まずカンファレンスシートをもとにご利用者の状況や生活歴、現在の状態を確認することから始まり、その後、フロアーへラウンドを行いました。今回は3名のご利用者に対し、上級者3名が実践を行いました。
ラウンドでは、「伺うこと」を大切にしながら、コミュニケーションを通して短時間で信頼関係を築き、「動き出し」の連動を構築していきます。
見学者も多く、ご利用者の中には「何をするの?」「どうして?」と警戒され、お部屋へ戻ることをためらわれる方もいらっしゃいました。一方で、とても協力的にご自身で車椅子を足漕ぎしてくださる方もおられ、それぞれの反応に応じた関わりが必要となりました。
上級者の皆さんは、初めて関わるご利用者に対しても、これまで学んできた知識や技術を生かしながら、一人ひとりに寄り添った実践を行っていました。
実践後は、ラウンドの様子を撮影した動画を参加者全員で視聴し、振り返りを実施しました。実践施設の職員からは、「普段とは違うご利用者の一面を見ることができ、新鮮でした」との感想も聞かれました。
また、最後には先生による実技指導を受け、参加者同士でロールプレイを行いながら技術を深めました。今回学んだ内容を、それぞれの施設でどのように実践へ落とし込み、職員全体へ広げていくかが今後の大きな課題と感じました。
今回の研修を通して、「伺う」という姿勢の大切さと、実践を振り返ることで学びを深めることの重要性を改めて実感することができました。今後も、ご利用者一人ひとりの尊厳を大切にしたケアの実践につなげていただきたいです。次回は9月。特養ジュネスで行います。
参加者:上級編4名