2019年3月7日木曜日

『高齢者認知症看護・介護ケア研修会』開催

3月5日(火)大阪市立社会福祉センター第1会議室にて、『認知症高齢者看護・介護ケア研修会』を開催いたしました。
中村講師

前半には大阪市立弘済院附属病院 認知症看護認定看護師 中村 里江氏をお迎えし、「前頭側頭型認知症&意味性認知症 基本的な病気の理解とケアの対応」と題してご講義していただきました。認知症のなかでも前頭側頭型認知症(FTD)”と“意味性認知症(SD)”に焦点を当て、これまでに弘済院が認知症の専門的医療と介護を一体的に提供することで培われたノウハウを、冊子を用いて詳細にお話くださいました。





池田講師
後半には大阪市立弘済院第2特別養護老人ホーム 介護主任 池田 尚史氏より、具体的な事例を通して、FTDやSDへの理解を深める講義をしていただきました。それぞれの対象者の方へ“わたしらしさを活かすために”最適なケアを見つける工夫を豊富な経験に基づきお話くださいました。FTDやSDの特徴を理解した上で、試行錯誤を繰り返しながらも対応を模索されている事例がとても印象的でした。






最後に講師の先生方と参加者の皆さんとの質疑応答が行われました。質疑応答の中に、現場でのケアのヒントになるような言葉がたくさんありました。



参加者の方からは「事例を通して疾患を理解でき、イメージしやすかった」「FTD、SDに特化した内容でよかった」などの声をいただきました。

参加者の皆さま、ありがとうございました。市老連(^^)! 

日時:平成31年3月5日(火) 午後2時から午後4時30分
会場:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師:大阪市立弘済院附属病院 認知症看護認定看護師 中村 里江氏
   大阪市立弘済院第2特別養護老人ホーム 介護主任 池田 尚史氏
参加者:58名