最初に、今年度コーディネーターとしてお越しいただいております㈱イオタ 村上講師より今回の訓練の概要の説明がありました。
今回の図上訓練は、大阪府と近隣府県で激しい雨が降り、「大雨警報」が発令、淀川が市域の氾濫危険水位に到達、都島・旭区では内水氾濫の発生により、両区内の特別養護老人ホームが床上浸水の被害を受けたという想定で行われました。
前半では雨の降り始めから、被害の時間経過とともに、みなさんに設問が出されます。それぞれの状況に応じて、皆さん自身が自施設でどのように対応できるのかを考え、代表の方には発表をしていただきました。
後半では災害時相互応援協定に基づいて、被災施設の支援の方法やあり方をグループで検討しました。冠水が起こりやすい地域やアンダーパスの位置、施設間の距離などの情報を実際に地図に記入し、より具体的な支援の方法を考えていただきました。
村上講師には、一つ一つのの設問に専門的な側面からのアドバイスがありました。
今回は都島・旭区にそれぞれの被害施設が発生したという想定のため、両区での対応という結果になりました。しかし、どちらかの区の被害が大きかった場合などにどのように対応するかなど、合同区としての今後の課題もあるかと思います。
次回は実際に施設をお借りしての実働訓練を予定しております。
参加者の皆様、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
市老連 v(^-^)v
日 時:平成28年8月10日(水)午後2時から5時
場 所:旭区社会福祉協議会 会議室
講 師:㈱イオタ 村上 博氏
参加者:加盟施設 20名 行政関係者 5名 その他 2名