2016年8月4日木曜日

平成28年度災害時相互応援協定 第2回平野区図上訓練開催

8月3日(水)午後2時より、平野区社会福祉協議会 会議室において、災害時相互応援協定第2回平野区図上訓練を開催いたしました。

最初にコーディネーターの㈱イオタ 村上講師より今回の訓練の概要の説明がありました。

大阪府と近隣府県で激しい雨が降り、、「大雨警報」が発令、平野区では内水氾濫が発生し、区内の特別養護老人ホームが床上浸水の被害を受けたという想定のもと、図上訓練が行われました。

前半では、雨の降りはじめから、警報が発令されるまでの時間の経過に沿って、課題が出されました。それぞれの状況に応じた自施設での対応を個人ワークで考え、代表の方に発表していただきました。

後半では、被災した特養の応援要請を受け、災害対策本部をどこに設置するのか、どのような支援ができるのか、また実際にどのように被災者を受入れていくのかなどの課題をグループで考えていただきました。地図を見て、施設間の距離や冠水の危険性があるアンダーパスなどの情報を交換しながら、みなさん活発に意見を発表しておられました。


村上講師からは訓練の随所で、平野区における内水氾濫・洪水による危険箇所の説明や他都市での豪雨災害の実態などから専門的なアドバイスをいただきました。


今回の訓練では地図を使用し、想像力を働かせ、災害時どのような対応ができるのかを考えていただく訓練でした。個人ワークの発表やグループワークでみなさんの意見や情報を共有し、次の実働訓練に繋げていただければと思います。

次回の実働訓練は、永寿特別養護老人ホームをお借りしての開催予定です。どうぞよろしくお願いいたします。
市老連 v(^-^)v













日 時:平成28年8月3日(水)午後2時から5時
場 所:平野区社会福祉協議会  会議室
講 師:㈱イオタ 村上 博氏
参加者:加盟施設 19名 行政関係者 5名