令和7年10月29日(水)午後1時から、市老連版 認知症介護実践リーダー研修会の第2回目が開催されました。
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| 加藤講師 |
認知症ケアの事例を通じて、地域密着型の実践と利用者間の信頼関係を活かした支援の重要性が語られました。
介護保険制度の原点に立ち返り、「CARE」とは何かを問い直す内容が印象的でした。
要介護状態や要支援状態の軽減または悪化の防止に資するよう"その人"のことを知り、"その人"の「自分の力が発揮でき、活躍できる場」を引き出すきっかけを作る。
本人の生活史を重視する姿勢に深く感銘を受けた研修会となりました。
続いて『認知症施策の動向と地域展開』と題して、一社)長野県認知症介護指導者会 代表理事 宮島 渡氏にご登壇いただきました。
最初に記憶、海馬について詳しくお話頂きました。
短期記憶…即時記憶、近時記憶
長期記憶…意味記憶、出来事記憶、手続き記憶、プライミング(連想)
海馬は、体験したことを【記憶として保存する最初の入り口】にあたります。海馬の機能が落ちるとまず影響を受けやすいのが【記銘力…新しい事を覚える力】です。
最後に映像を見ながら、今昔の介護の姿を目の当たりにしました。
措置からの締め付けによって起こってしまった徘徊や暴言、暴動、排尿の昔の映像を観ました。
帰りたい願望は、役割願望(食事を作らないと…)ではないか!
宮島講師からは本人を変えるのではなく、仕事(役割)与え、本人を引き出すように変えてみてはと、おっしゃっていました。
依存➥自立支援➥自立へ
〇〇さん(ご本人)が~する…自立
〇〇さん(ご本人)と~する…自立支援
〇〇さん(ご本人)に~する…依存
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終了後の参加者のアンケートでは『加藤代表の話は何度もウルっとしました』『すべてが印象的でした。加藤さんのお話も目からウロコでした』『今まで知らなかった介護のやり方を知れました。利用者さんが行う事の大切さ、生きがい、役割など』『絶望➥希望の認知症に対する見方が素晴らしいと思った。もっと宮島先生のお話を聞きたかった』などの感想がありました。
加藤講師、宮島講師、参加者の皆様、ありがとうございました。
次回は11月14日(金)午前10時~午後5時の開催となっております。
どうぞよろしくお願いいたします。市老連 (^v^)
日 時:令和7年10月29日(水)午後1時~午後5時
場 所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講 師:(株)あおいけあ 代表 加藤 忠相氏
(一社)長野県認知症介護指導者会 代表理事 宮島 渡氏
参加者:11名
市老連 研修委員 北野理事



