令和4年6月16日(木)午後12:50より「市老連版 認知症介護基礎研修】第2回目を開催いたしました。
今回もコロナ禍の為Zoom研修会となりました。弘済院家族の会 和崎 光子氏からはご講義の前に第1回目『おれんじドア』代表 丹野 智文氏がお話された内容についてのご感想をお話され、その後、和崎講師より認知症のお父様を介護された体験をお話いただきました。介護生活の中で、家族の視点から感じられた様々なことについて、施設職員のみなさんに「お伝えしたいこと」としてお話くださいました。最後に見せて頂いたお父様の写真が穏やかな顔をされていて素敵でした。続いて特別養護老人ホーム 白寿苑 看護担当課長の山内 恵美氏からは自施設より入室していただき『コミュニケーションの本質と方法を理解し認知症の人の体験世界を通じて心理的ニーズを学ぶ』についてご講義いただきました。参加者の皆さんにはZoom内でグループになって頂きお互いの意見を交換し、事例について話し合いをしました。参加者の回答をもとに、より詳しく教えてくださいました。
最後に地域包括ケア推進事業部 三原 由紀氏に『ユマニチュード5つのステップ』をご講義いただきました。
『ユマ二チュード』とは?
最期の日まで尊厳をもって暮らし、その生涯を通じて“人間らしい“存在であり続けることを支えるために、ケアを行う人がケアの対象者に『あなたのことを、私は大切に思っています』というメッセージを常に発信する。つまりその人の“人間らしさ“を尊重し続ける状況こそがユマニチュードの状態である『≪ユマニチュード入門≫P005はじめに』より。
三原講師 |
ユマニチュードの4つの柱①見る②話す③触れる④立つについて詳しく話して頂きワークシートを用いて、参加者の皆さんに考えて頂きました。ケアをする人の言葉掛け1つで変われる。ひとりひとりが大切な存在であるためにできる事を工夫してくださいとおっしゃっていました。
今回の研修はZoomでの長時間の研修でしたが、ご参加いただきありがとうございました。市老連(^^)!
日 時:令和4年6月16日(木)12:50~18:00
場 所:各自施設 他
講 師:弘済院家族の会 和崎 光子氏
特別養護老人ホーム 白寿苑 看護担当課長 山内 恵美氏
社会医療法人 平和会 地域包括ケア推進事業部 三原 由紀氏
参加者:19名 (1名欠席)
講 師:弘済院家族の会 和崎 光子氏
特別養護老人ホーム 白寿苑 看護担当課長 山内 恵美氏
社会医療法人 平和会 地域包括ケア推進事業部 三原 由紀氏
参加者:19名 (1名欠席)