大堀講師 |
最初に今回の『導入編』~動き出しは本人から~について大堀講師より、目的や到達目標について説明頂き、資料を基に動画を交えてご講義いただきました。
動くのは本人、だから人は学習する。
技術は利用者の主体性を奪ってしまう危険がある。「介護技術だけでなく共感・気づきが基本であり大切である」とお話くださいました。
また、「できなくなる」のは機能の衰えでなく、「させなくなる」ことによって「やらなくなる」ことになり結果、機能が衰える。できるはずのことに気づき、それをやり続けられるように、私たちが介助の前に「動き出しは本人から」を一番に考えてみてくださいとおっしゃっていました。
また、意思は見えないが「動き出し」は見えるはずである。動画を通して動き出しの例を詳しく教えていただきました。私たちが見ようとしなければ見えているはずの行動や動き出しは見えないものであると話されていました。
沢山の動画の中で気づきの大切さを大堀講師から学びました。
前半の講義後は5~6名のグループに分かれて、実技練習をしました。
参加者の皆さんからは「今まで自分がしてきた介護の仕方が間違っていた事に気がついた」「動き出しがどういうものか『伺う』コミュニケーションの大切さが理解できた」などの感想がありました。
長時間の研修でしたが、ご参加いただきありがとうございました。
研修会では参加者の方が会場の設営や後片付けをお手伝いしてくださいました。皆さん、本当にありがとうございました。市老連(^^)/!
次回案内
日時:10月7日(月)午前10時~午後4時
会場:ふれあいの館しおん 地域密着型特別養護老人ホーム
次回も宜しくお願い致します。
市老連(^^)v
日 時:令和6年9月2日(月)午前10時~午後4時
場 所:大阪市立社会福祉センター第1会議室
講 師:㈱Start movement 代表取締役 大堀具視氏
参加者:13施設22名
参加者:13施設22名