9月2日(火)午後1時30分より、大阪市立社会福祉センター第1会議室にて『排泄ケア研修会~その人らしさを支える排泄ケア【知識と工夫】【快適さと自立支援】を目指して~』を開催いたしました。講師には排泄用具の情報館「むつき庵」代表・高齢生活研究所 所長 浜田 きよ子氏にご登壇いただきました。
![]() |
浜田講師 |
最初に排泄用具の情報館「むつき庵」のご紹介をされました。参加者の方には、施設で使用されているオムツやパットを持参して頂き、実際に装着して頂きながらの研修会となりました。
身体の変化や当てた感じは??
![]() |
最初に個人ワークをしました。
認知症の方が何度もトイレを訴える理由について個々に考えてみました。
認知症の方が何度もトイレを訴える理由について個々に考えてみました。
なぜ理由を考えることが大切?
⇩
⇩
人のすることには理由がある
⇩
知識を持って理由を考え、理由を探ることで対応が明確になる
排泄ケアにとって必要なことは、オムツ交換やトイレ介助などの個別技術ではなく、「アセスメントの重要性、何が自分で出来るか」を把握すること。そうすることで介助の形が変わってくるとお話されました。
食事、姿勢、運動、服薬などご利用者様の生活の全てに深く関わっている事を学び、それらを踏まえて、課題に沿ってグループ内で話し合って頂き、それぞれの意見を発表していただきました。
研修会ではオムツを装着する体験もしました。最新の排泄用具やオムツの使い方等の情報も教えていただきました。たくさんの種類のオムツや布パンツ、シート(パット)があるのに驚きました。
参加者の皆さんからは「排泄の個別性を知る事の大切さが分かった」「固定概念に囚われていたが‶尿漏れ″についての考え方が変わりとても良かった」「排泄ケアにはその人の暮らしを知ること。個別性があることを学ぶことが出来ました」などの感想がありました。
今回の研修会で「その人らしさを支えるケア」を学びました。自施設でのこれからの排泄ケアに活かしていただければと思います。市老連(^^)!
日時:令和7年9月2日(火) 午後1時30分~4時30分
会場:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師:排泄用具の情報館「むつき庵」代表・高齢生活研究所 所長 浜田 きよ子氏
参加:27名