特別養護老人ホーム 介護主任学習会開催
今回の研修では皆さんに写真や映像を撮っていただき、全員
で映像を確認し、取り組んだ内容やなぜその方に決めたの
か?取り組んだことによりどのような結果が出たかなどを
発表していただきました。
介護には、観察と「なぜ?」が本当に大切なのではないかと感
じられる研修でした。
歯磨きをしている時に目をつむる「なぜ?」利用者さんの
目の前に介助者の腕や手がかぶさっていませんか?目の
前に何かがあったら怖くて目をつむったりすることもありま
すよね!
手がでる「なぜ?」想いがうまく言葉にならず、伝えたいことが
伝えきれていないのでは?など「なぜ?」の気持ちと利用者さんの事をしっかり見ることで
分かってくることが沢山あること、また自身の映像を見ることにより「思っていた以上に
利用者さんの不安が伝わってくる」「利用者さんの手に手を添えて口腔ケアをしていたが、
拘束になっているのでは?」など客観的にとらえることができたようです。
中には全介助で経腸栄養剤を飲んでおられた利用者さんが本当は食べれるのでは?と
スタッフ皆で取り組まれて今ではご自身で普通食を食べれるようになった方もおられたようです。
<参加者の声>
「現状で落ち着いてもさらなる工夫を考える必要があると感じた」
「取組みをまとめる事で自身の施設の課題が明確になった。また、他施設の取り組みを聞くことができ勉強になった」
最後まで食べれる支援を目指して皆さん本当に温かく取り組まれていました。市老連 v(^-^)v