平成27年2月16日(月)
特別養護老人ホーム ケアマネジャー学習会
今年度最後の学習会は「ケアプランに必要な医療的知識」の内容で行いました。
事例や疾病と薬の影響から見えてくる全体像をお話ししていただきました。
事例では、身長や体重を明記せずに、その他の情報だけで皆さんに読み込んで頂き、
気になる所・知りたい事・注目部分を個人で書き出してもらい、その後グループで話し合って
もらいました。身長や体重の記載がないだけで、見えてこない所が増えたようです。
情報が一つないだけで、本人が、また家族が何に悩んで
いるのか?何を負担に思っているのか?などが見えてこな
かったりすることもあります。逆を言えば情報1つでも見えて
くることもあり、ケアプランを立てるのにも参考になります。
1つでも多くの情報と1つでも多くの医療知識を知って
利用者の方に寄り添う事が出来ればより良いケアプランに
なるのではないでしょうか?
先生の言葉の中で「医療知識を覚える必要まではないです、看護師と連携をとり聞いてください。
看護師も知らない事はケアマネに教えてもらいます」とおっしゃっていました。連携し個々の
専門知識を活かして頂ければとおもいます。
<参加者の声>
「医療からの視点で伝えてくださったので、新しい学びがあった」
「事例の概要のポイントをあえて書かなかった事で解く側として考える点がより増え、多方面からも見るようになりました」
研修終了後、名刺交換をされている方がおられました。施設見学で3名のグループで連絡先等の交換をしていただいたと思いますが、その他の方とも交流を持っていただき横の繋がりを強めていただけるきっかけとなれば嬉しく思います。市老連 v(^-^)v
会 場:大阪市立社会福祉センター 3階 第1会議室
時 間:PM2時~PM4時
講 師:特別養護老人ホーム 白寿苑 看護師 山内 恵美氏
参加者:29名