平成26年度栄養士学習会まとめの取り組み発表を行いました。
取り組みのなかで、他職種との連携・強力がないと出来なかっ
た事も沢山あったようです。
「お正月の食事に鶴などの飾りを付けてお正月らしさを
演出したい」→「異食してしまう危険があるのではないか」
「いつもと違う盛り方をしたい」→「いつもの提供時間に間に
合わない」など、全ての職員の協力があってこそ、その問題を
乗り越えて利用者さんの『美味しい笑顔』が見れたようです。
その他の取り組みも「排便コントロール」など薬だけでなく、食事からも排便に対してどのよう
なものがその利用者さんに合っているのかなどを考え取り組まれました。
1人1人に発表していただき、他の方が質問をする形で発表していただいたのですが、
より取り組みが深まったのではないでしょうか。
<参加者の声>
「違う目線から色々な事を考えれるような気がしました」
「それぞれが試行錯誤した取り組みを知れて自分の施設でもあてはめることができるか、考えるきっかけとなりました」
なかなか外に出る機会が少ない特別養護老人ホームの利用者さんにとって「食べる事」は
本当に楽しみだと思います。いつもと同じ食事内容であっても見た目が違ったりバイキング
形式であったり、利用者さんと一緒に作ったりで音楽をかけたりと雰囲気を変えるだけでも
違ってきます。
また、ミキサー食やペースト食であっても元の形に形成されていたら目で伝わる美味しさがあると
思います。一手間は人数が増えると本当に大変だと思いますが、工夫しだいで食欲も変わって
くると事を実感していただけたようです。
市老連 v(^-^)v
会場:大阪市立社会福祉センター 第1会議室