2019年6月26日水曜日

新人職員対象介護技術研修会(1日目)

令和元年6月21日(金)大阪コミュニティワーカー専門学校において、新人職員対象介護技術研修会(1日目)を開催いたしました。

まず初めに、大阪コミュニティワーカー専門学校 野村副校長より、専門学校を利用するにあたっての注意事項等をお話しいただき、その後、市老連 雇用対策委員会 政田理事より開会のご挨拶をいただきました。
 

淺野先生
1限目は「福祉施設における接遇」について、公益社団法人 大阪介護福祉士会 会長 淺野幸子 氏にご講義いただきました。
淺野氏は日本語学校の講師もしておられることから、接遇マナー5原則などに加え、最近増えている外国人スタッフに対して大阪弁では意味が通じないことがあるので、標準語を知っておくことも大切だとお話ししていただきました。例えば「カッターシャツ」、普段何気なく使っている方が多いかと思いますが、これは大阪弁なのだそうです。


藤井先生
2限目は「緊急時の対応」について、大阪コミュニティワーカー専門学校 講師 藤井千賀子 氏にご講義いただきました。
体調急変の予兆は、元気がある・なし、食事量の変化、飲み込みの様子など人によっていろいろあります。普段からご利用者様をただ眺めるのでなく、観察する目を持つことの大切さを教えていただきました。




福住先生と参加者
3限目は「移乗介助」について、大阪コミュニティワーカー専門学校 講師 福住潮路 氏にボディメカニクスの原則についてお話ししていただいた後、実際にベッドにリネンを張り、利用者様役として交代でベッドに横になり、テコの原理やトルクの原理を利用した体の向きの変え方などを学びました。
このベッドには寝たくない、と指摘されたベッド。
シーツがシワシワです。







ご参加いただいた新人職員のみなさま、ありがとうございました。
7月12日に第2日目の研修会を予定しています。次回もそろってご参加いただきますよう、お待ちしております。
市老連 v(^-^)v

会 場:大阪コミュニティワーカー専門学校
日 時:令和元年6月21日(金)午前10時~午後4時
参加者:23名