2021年10月14日木曜日

第3回 Zoom看護師学習会

令和3年10月5日(火)☀午後2時~ 第3回 看護師学習会をZoomにて開催致しました。

今年度は6名の参加者で少なくスタートして3回目、いつも4名での学習会となっていて淋しいですが参加者が少ない分和気あいあいとした感じで楽しく、わかりやすく学んでいます。

今回は、特別養護老人ホーム 白寿苑 看護担当課長 山内 恵美先生に『ICFに基づいた認知症ケア』についてご講義頂きました。


*本日の内容
・基本的なICFの考え方の復習
・認知症の中核症状とケアの視点
・事例をもとに考える
事例① 88歳 女性 血管性認知症・右脳出後遺症・左同名半盲・左不全麻痺
食事介助の場面で「自分で食べてもらおうと声をかけると『はい』と返答、1口2口食べたら動きが止まり今度は解除すると『もういりません』と食べなくなります。どうしてでしょう?どうしたらいいですか?」
こうなる理由をできるだけ考えてみましょう。
山内先生は25個思い浮かんだそうです。参加者全員に発表していただきました。
①手や腕が動かしにくい
②左半分が見えないので食べた左半分はもう食べたと思ってしまう
③食べ方がわからない、忘れてしまった
④口腔内のトラブル
⑤飲み込めない、むせる
⑥歯が痛い、歯がない
⑦好物ではない
⑧安定して座れない
⑨匂いがわからない                 
⑩言われたことが聞こえない
⑪おなかが空いていない
⑫唾液が少ない
⑬注意障害
⑭面会の家族さんからの差し入れでおなかがいっぱい
⑮嫌いな食べ物
⑯排便が異常
⑰訴える手段がわからない
⑱認知症
みなさんはいくつ思い浮かびましたか?


次回は、令和4年2月22日(火)午後2時から5時 取り組み発表です。
ICFの考え方を参考にして認知症ケアの取り組みについて
パワーポイントで資料を作成してください。
必着令和4年2月3日(木)までにご提出ください。
ご不明な点等があればお問合せ下さい。
よろしくお願いいたします。市老連(^^)v


開催日時:令和3年10月5日(火)☀午後2時~4時
開催場所:参加者:各自施設より入室・講師:自施設より配信・事務局:事務所から配信
参加者 :4名(欠席2名)
講 師 :特別養護老人ホーム 白寿苑 看護担当課長 山内 恵美先生