2021年10月6日水曜日

認知症を抱えた方への排泄ケア研修会

9月21日(火)午後2時より、『認知症を抱えた方への排泄ケア研修会』を開催いたしました。講師として排泄用具の情報館「むつき庵」代表・高齢生活研究所 所長 浜田 きよ子氏にオンラインにてご登壇いただきました。




最初に各自でご用意して頂いたオムツと大小のパッドを装着して頂いての受講となりました。休憩までの間、その状態で受講して頂きました。参加者の方からは、「ゴワゴワする。」と言った声がでました。

排泄のメカニズム・排泄と疾病・薬など排泄ケアとは、根幹を学ぶことが大切である。「アセスメントのうえで考える力、人のすることには理由がある」オムツ交換やトイレ介助など個別技術ではなく、必要性、何が自分で出来るかを把握すること。そうすることで介助の形が変わってくるとお話されました。


続いて事例を挙げて説明してくださいました。レビー小体型認知症、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、前頭側頭型認知症など、認知症はさまざま、どのタイプか理解していればケアもしやくなる。対策だけではなく、なぜ?そのようなことが起こっているのか(原因)を探り、その原因に対しての適切な対応が必要です。

また食事、姿勢、運動、服薬などご利用者様の生活の全てに深く関わっている事を理解することが大切であると話されました。
参加者の方からの質問にも詳しく話してくださいました。

最後に最新の排泄用具やオムツの使い方等の情報も教えていただき、実際におむつの当て方を実演していただきました。
 
今回の研修会で、「出来ることを大切に!利用者様の情報収集と分析の必要性」又、言葉掛けは大切であることを学びました。自施設でのこれからの排泄ケアに活かしていただければと思います。
市老連(^^)!

日時:令和3年9月21日(火) 午後2時~4時
場所:各自施設からZoom
講師:排泄用具の情報館「むつき庵」代表・高齢生活研究所 所長 浜田 きよ子氏
参加:28名