11月19日(月)PM 2:00より、大阪市立社会福祉センター第1会議室にて、『ポジショニング研修会 ~超具体的目標からポジショニングを考える~』を開催いたしました。今年度もリハビリテーションの「モグネット」主宰 理学療法士・言語聴覚士の小椋 脩氏にご登壇頂きました。
今回の研修会では、「亡くなった嫁の墓参りに行きたい」などのご利用者様やご家族が希望される具体的な目標を設定し、その目標に向かってポジショニングを考えていくことを学びました。
二人一組になって実技を行い、基本的な身体操作をいくつか教えていただきました。運動よりも感覚が大切なことを皆さんに体験していただきました。
退院後、寝たきりになり発声や体位移動が困難であったご利用者様が、ポジショニングによって端座位の姿勢が取れ、発声ができるようになるまでの事例を映像を見ながら、詳細にご説明くださいました。
後半には、「上手に寝られると座れる・話せる・食べられる」をテーマに良い姿勢をつくるための臥位、座位などのポジショニングの基本テクニックをご講義いただきました。
最後に「座位で体が傾く」「車イスにまっすぐ座れない」などの高齢者施設でよく見られるケースを参加者の皆さんと一緒に考えました。
参加者の皆さんからは「明日からすぐ使える内容で参考になった」「写真や動画を交えてとても分かりやすかった」などの声をいただきました。
小椋先生には、終了後にたくさんの方からの質問にも丁寧にお答えいただき、ありがとうございました。市老連(^^)!
日時:平成30年11月19日(月) 午後2時~5時
会場:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講師:リハビリテーションの「モグネット」主宰
理学療法士・言語聴覚士 小椋 脩氏
参加:65名