2019年10月3日木曜日

第2回 栄養士学習会 開催

令和元年9月30日(月)☀午後2時から大阪市立社会福祉センター 第1会議室にて第2回
栄養士学習会📖を開催いたしました。



今回、初めて歯科衛生士 髙木史惠 氏に『最後まで口から食べるための喫食支援』
~栄養士に知ってほしいこと~ と題し、ご講演いただきました。


♥サルコぺニア・ロコモティブシンドローム・フレイル
サルコぺニア:筋肉の減少
ロコモティブシンドローム:運動器障害により要介護になるリスクの高い状態になること
フレイル:虚弱 
*フレイルの基準 ①力が弱くなった(握力の低下)②活動量の低下(不活発)③歩く速さが遅くなった ④疲労感 ⑤体重減少
健常高齢者:いずれも該当しない
前フレイル:①~⑤のいずれか1つ・2つに該当
フレイル:①~⑤の3つ以上に該当する
♥認知症の方への喫食支援
♥他機関・他職種連携による症例紹介
♥認知症の方の体重経過(BMI)を読み取る











高齢者・認知症高齢者の方が美味しく食べていただくための事例を通して詳しくご講義いただきました。職種・現場は個々で違うけれど最後まで口から食べる支援を!!と締めくくられました。

【👂参加者の声👂】
食事中にラウンドさせて頂く中で、ずっと噛み続けている方や飲み込んですぐむせてしまう方など何が問題なのか分からなかった事が先生のお話しを聞き分かりました。
初めて現場で働いている歯科衛生士の先生の講演を聞く事ができて大変良かったです。実際に噛むタイミングやどこの筋肉を使うのかがわかりました。
歯がないからと私は食事形態をおとしがちでした。でも、今日お話しを聞いてそうではなく歯が無くても歯茎や舌でも咀嚼できるという新たな学びがありました。
お話しの流れが順序良く分かりやすい内容になっていた。症例内容が非常に具体的で経過が分かりやすく良かった。パワーポイント以外に具体例が多く常に興味深く話が聞けました。
入れ歯を外しての食事提供など施設でもあることだったので、いかに良くないことなのかを感じました。
などたくさんのご感想をいただきました。

次回は11月25日(月)午後2時~ 調理実習 ハグミュージアム4階 キッチンスタジオD室にて開催いたします。時間に遅れないようお越しください。お待ちいたしております。
市老連(^_^)v

日 時:令和元年9月30日(月)☀午後2時~4時
場 所:大阪市立社会福祉センター 第1会議室
講 師:歯科衛生士 髙木史惠 氏
参加者:25名     見学者1名